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発見!知られざる食の宝庫 〜よこての魅力〜

たなか のりこ

 

2013年12月12日

白玉粉に注目

皆様、白玉粉って普段使いしています?
ほとんどの方がイメージしているのは
甘味に使われるものとしての白玉団子ではないでしょうか。
ぜんざいに2個くらい入っているとか、
和風パフェにのっているとテンション上がるとか。

先日、写真の一品をいただきました。

DSC_1184

鶏出汁に香りのいいお醤油の味が優しいスープでいただく
もちもちの白玉団子です。

昔からの風習で、秋田では
お彼岸や名月など、お団子を作ることがあります。
その時には白玉粉とあんこなどが手に取りやすいよう
SMでは売り場が特設されるほど。

段々と家族の形態が変わってきたり、
風習を簡素化してしまうことで、
“暮らし”という視点で白玉粉を手にしている人が
少なくなっているのではないかと思っているところです。

しかし、“暮らし”という視点で、秋田では白玉粉を活用してきたんだな・・・

実は、とある製造所で、そんな歴史を改めて知ることとなりました。
白玉粉がどのように作られているのかご存じですか?
原材料はもち米100%。
これが本物の証です。

DSC_1189

一晩浸水させておき、そしてこの石臼にかけてドロドロにします。
実はここがポイント。
この製造所では創業時よりこの製造方法にこだわっています。
鉄製の設備を使用する製造所が多くなる中、
代々伝えらてきた道具(石臼)を今も丁寧に使っている訳は、
お団子にした時の最後の味わいにまでこだわっているからです。

さて、製造工程の続きです。
ドロドロになったものは布でできた袋に入れて
上から重石をかけて水分を抜いていきます。

水分がぬけて固まりになった白玉粉の元は
適当な大きさに分割して
乾燥機に入ります。

じっくりと時間をかけて乾燥されていくと
取り出したときにはポロポロに。
だから白玉粉って“粉”とは書くけどパウダー状ではないんですね。
ひび割れてパラパラになった形なのです。

そしてなぜそんなに手間ひまかけて
白玉粉を作るのか、ということを知りました。

冒頭で記述したとおり、昔からの風習で、
「お餅」が地域の食として根付いています。
特に米どころ秋田では年中欠かせないものとして“餅”はあったのです。

しかし、必要な時にいちいち餅つきをしている訳にもいきません。
まして、まとめて作って保存しようにもカビが生えてしまって無理です。
そこで知恵が生きる!
白玉粉にぬるま湯を加え、耳たぶくらいの柔らかさにしたら
お団子に丸めて茹でます。
そうすることでお餅が出来るのです。

あんこをまぶして食べてもよし、
きな粉をふりかけても・・・。
ぜんざいはもちろんのこと、
お醤油だしのおつゆを用意すれば、
寒い冬にあたたまる一杯として重宝です。

さて、あなたの普段使いの白玉粉は
もち米粉100%ですか?
そして本当にお米のおいしい産地のものですか?
また、そんな風に考えたことはあるでしょうか?

たかが白玉といっても、
白玉って本当に味が違いますよ。

日本食が世界でも注目されています。
日本人なら日本古来の味、質について
しっかりと知っておくべきと
あらためて思う取材でした。



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デザートプランナー

大手企業で冷凍ケーキの開発を担当後、デザート専門のベンチャー企業に移籍、メニュー企画を担う。
出産のため退職、その後誰でも簡単にできる デザート攻略法=『気軽さ(低価格)』『5分』『品質保証・定番の味』を再現したデザート作り“スイーツ リメイク”を発案し、現在これらを主体としたデザート講師として活躍。
また、育児という自らの経験を活かした食育視線でのデザート講座等も行っている。

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外食専門フードライター、編集人

「外食レストラン新聞」「ラーメン新聞」など、外食系専門紙で記事企画、編集、ライティングを務める。
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「外食レストラン新聞」「ラーメン新聞」は、日本食糧新聞社の発行する
料理のプロ、店舗経営のプロ向け情報紙。いわゆる「業界新聞」です。
話題の店やメニューを紹介するだけでなく、実用に向く業務用食材の効果的な活用を提案したりします。
このブログでは、一般の方はなかなか目にする機会の少ない外食の業界新聞の中身をご紹介。
さまざまな視点から「ツッコミ」を入れつつ、皆様のお店選びの一助としていただくことを目指したいと思います。

和食・イタリアン講師、食品コンサルタント

1998年からオランダ在住。
オランダ語習得後、当地にて和食、イタリアン講師を務める。
2007年から理学博士のパートナーとともに、バイオテクノロジー及び食品 コンサルタント会社EUstimを立ち上げる。
ブログでは、意外に知られていない、世界一の長身国・オランダ庶民食品事情について伝えていく。

フードコーディネーター
ライター

株式会社ワンダーマート
代表取締役

秋田県横手市のフードコーディネーターとして、
セミナーの講師や商品開発活動を行っている。
また世間で知られていない横手のマニアな食の魅力をPR中。
ブログではマイナー地方都市の「食をテーマに奮闘する姿」を伝えて行きたい。

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家事と育児に追われる毎日を送りながらも、自分のキャリアにも悩み続ける会社員。
そんな日々のささやかな楽しみは、飲むこと食べること作ること。
好きな言葉はヘタウマ、チープシック。
東京都下在住。

平成ニッポンに、戦国時代の三英傑を支えたプリンセス三姫!!(^O^)
東海四県の名だたる名所や名物を思い切り楽しんじゃいます。
いざ、「東海プリンセス3姫」出陣!!
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フードコーディネーターの資格取得後、食品メーカーや各種媒体(書籍、テレビ、Webなど)でのレシピ制作やスタイリングに携わり、フードプランニング会社ではディレクターを経験。
生産者への突撃取材を通して、食卓と生産地の架け橋となるべく、野菜料理を得意とする。
2008年10月よりニューヨーク在住。

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フードコーディネイター

食品メーカーやコンビニエンスストアで、メニュープランニングや商品開発をした経験を生かし、コンサルティングや執筆、講演のほか、さまざまな媒体で使用されるレシピの制作から料理撮影のスタイリングを行っている。

築地のキッチン・スタジオ「つきじ803」で、料理教室や食にまつわるスキルアップ講座を主宰。

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ジャパンフードコーディネータースクール チーフプロデューサー

大学卒業後、冷凍食品メーカーにおける商品企画業務を経て、平成19年からJFCSのスクールディレクターに就任。食の世界を目指す方を支援しながら、メニュー開発、撮影・スタイリング、商品企画・マーケティング、食育教室の企画・運営、栄養アドバイスなど多彩にかかわる。
栄養士。ボストン大学カリナリーアートプログラム終了。イギリスワイン協会(WSET)資格所持。日本ファシリテーション協会会員。

フードコーディネーター
キッチンスペシャリスト

食品スーパーへの季節のレシピ提案と料理撮影、食品パッケージのスタイリングなどを手がける。
ブログでは、福岡および九州からの季節感あふれる食の便り、二児の母親としてフードコーディネーターとしての目線から見つめる食や食育の現状などを伝えていく。北九州在住。

中小企業診断士
有限責任事業組合GOHAN 代表

信用調査会社勤務を経て、2001年に中小企業診断士として独立。
独立後に関わった地方の中心市街地の活性化業務を通し、
地方が抱える雇用の受け皿不足等の問題を解決する方法として、
「食」に関するビジネスに興味を持つようになる。
食品販売の現場での仕事を経て、中小食品メーカーの商品開発、
食品小売店・飲食店の店づくりへのアドバイスを手がける。
都内百貨店やエキナカ商業施設での地域フェアの企画・実施経験も多数。

フリーライター

フードライター養成講座を受講したのをきっかけに、プロのライターに。現在はフリーとして、働く女性向けの情報紙、食に関する書籍などの編集、執筆を行う。
2009年12月に長女を出産。ブログでは、おもに乳幼児の〝食〟を通じて、リアルタイムに子育て事情をリポートする。都内在住。

山形ガールズ農場は、
女性のための女性の農場を目指しています。
農業ブームの到来で女性にとって、
農業がだいぶ身近な存在になってきました。
でも、ブームに流されるだけではなく、
農業を魅力ある職業として
もっと世の中の人たちに広く知ってもらいたい。
そんな想いを抱いてがんばっています。

元食品関係の専門誌記者で、現在は今年で2歳になるムスコの育児に奮闘する平凡な専業主婦。
食べることは大好きだが作るのは苦手で、幼児がいる家庭とは思えないような大人中心の大雑把なメニューが中心。
たまにこだわって失敗するパターンを繰り返し、外食で気分転換しています。
結婚を機に茨城県へ。
ローカルネタも織り交ぜていきます。


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