home > 食品新製品トレンド記事:我が社の商品開発 > 理研ビタミン株式会社


食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

理研ビタミン株式会社
リケンのノンオイル
<くせになるうま塩>
<セレクティ あめ色玉ねぎ>

理研ビタミンのロングセラー商品「リケンのノンオイル」シリーズは、ノンオイルでありながら豊かな味わいと幅広いメニューに活用できる汎用性が高評価を得ているドレッシングタイプ調味料だ。

定番商品の<青じそ>や<中華ごま>をはじめとする多彩なラインナップの中で、現在もっとも注目を集めているのが昨年2月14日に発売された<くせになるうま塩>と同年8月29日発売の<セレクティ あめ色玉ねぎ>の2品。

どちらも発売当初から現在に至るまで売れ行きは好調で、健康志向の若者や30代女性など新たな購買層の獲得にもつながっている。

開発の経緯からヒットの裏側、今後の展望までを家庭用食品営業本部の岩崎直臣営業推進部長に伺った。

目次

  1. ヘルシーかつパンチのある味で若者層の購買拡大
  2. 震災で工場が被災。限られたラインにうま塩を採用
  3. Facebookも2年前から活用
  4. テレビ番組をきっかけにブレイク
  5. ノンオイル市場のトップとしてブランドバリューを守る

1.ヘルシーかつパンチのある味で若者層の購買拡大

『社会に対し、食を通じて健康と豊かな食生活を提供する』いう企業理念のもと、「ふえるわかめちゃん」や「わかめスープ」など多数のロングセラー商品を生み出してきた理研ビタミン。コア事業のひとつであるドレッシング事業においては、89年の「ノンオイルスーパードレッシング <青じそ>」の発売以来、ノンオイルながら深みのある味わいと汎用性の高いラインナップが好評を博し、ノンオイルドレッシング業界のトップブランドとなっている。

その一方で、ノンオイル事業の歴史とともにヘビーユーザーの年齢層も上がりつつある中、新たな購買層の獲得と初期購入者へのアプローチにも積極的に取り組んでいる。

今回取り上げる<くせになるうま塩><セレクティ あめ色玉ねぎ>も新たな購買層を想定して生まれた商品だ。

岩崎氏は開発のエピソードをこのように述べる。

「今までの“リケンのノンオイル”シリーズは、50~60代のアクティブシニア層の方々に主にご愛顧頂いておりますが、これからは更に幅広い世代の健康志向にマッチした商品を打ち出す必要があると考えていました。

そこで注目したのが若い世代の健康志向です。今の若者は不規則な食生活を送っているイメージが強いかもしれませんが、実は健康や美容への関心は非常に高いです。

化粧品や洗顔料にこだわりを持っている人がとても多く、ドラッグストアの売り場を見ると男性向けの洗顔料なども充実しています。

メッセージの伝え方次第では、充分に我々のターゲットになると思っていました」。

こうした背景を視野に入れて開発された第一弾が、<くせになるうま塩>である。ノンオイルで低カロリーながら、ニンニクの深い旨みと黒胡椒が効いたコクのある味わいに仕上げた。若者の嗜好に合わせた風味となっており、開発担当者が“理屈抜きに、野菜をモリモリと食べてもらえる”ことを狙った設計だそうだ。

パッケージもニンニクのイラストと力強いタイトルでパンチのある味を表現している。

「昨年の2月に発売して、スタートから多くの好評を頂きました。若者はもちろん、30代の男性からの受けも良く、バイヤー(男性)からの評価も高かったです。どちらかというと女性向けだった<青じそ>や<中華ごま>などの定番商品と対比する形で、“新しい理研ビタミンのノンオイルドレッシング”としてインパクトを与えることができたと考えます」と岩崎氏は話す。

理研ビタミンHPはこちら



まずはログイン

会員は全情報がご覧になれます。

まだ会員になられていない方

新製品研究会 詳細はこちら


発売日カレンダー

<< 2017年12月 >>

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31