日本食糧新聞社・ 新製品研究会に寄せられた情報を元に作成した食品の新製品に関する総合データサイト
home > 食品新製品トレンド記事:この人とマーケティング > 「ドライエディブルフラワー(DEF)」
食品新製品トレンド記事 この人とマーケティング
これまで生花で流通していた食用花をドライフラワーにし、“食べられる押し花”で地域雇用の場を創出、新しい雇用形態を確立した、島根県にある電子部品メーカー、エヌ・イー・ワークス。
同社の技術開発力で、植物工場の設立から機械製作まで全てをまかない、「ドライエディブルフラワー(DEF)」という新規ビジネスに着手した。
地域活性化にも繋がる同社のユニークな取り組みについて、商品開発から今後の販促に至るまで代表取締役社長 三澤誠氏に話しを聞いた。
三澤 エディブルフラワー(Edible Flower)とは食べることのできる食用花のことです。それを乾燥させ、ドライフラワーにしたものが、当社のドライエディブルフラワー(DEF)です。
一般的に用いられてきたエディブルフラワーは生花のため、鮮度の問題や時季などに左右されやすく、また流通コストも大きな課題でした。
しかしDEFであれば、美しい状態のものをオールシーズン無駄なくご利用いただけるだけでなく、商品がかさばらないため流通コストの削減に貢献できるのです。
現在のラインアップは10種類の品種で、彩りも合わせますと約18種類ほどの商品がご提供可能です。料理に彩りを添える同品は、スイーツや料理の和洋を問わず、店や商品の個性に合わせてお使いいただけます。
また、色で選んでいただくだけでなく、花言葉を活用してストーリー性を持たせることも出来ます。