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食品新製品トレンド記事 この人とマーケティング


「こんにゃくのレバ刺し」
株式会社関越物産
商品管理部 商品開発課 課長 髙野圭氏
同 課長 嶌田恵美香氏

“変わり種”をきっかけに再認識して欲しい
こんにゃくのおいしさ

11年春に発生した食中毒の事故をきっかけに、食用生肉の代替品として注目を集めた“レバ刺し風のこんにゃく”。各社共、通信販売から始まり、今や店頭で購入できるほか、手作りキットも出現している。

関越物産では、ホンモノの生レバーと見間違うほどの出来栄えの商品を完成。味や食感、香り、そしてタレにもこだわり研究開発を重ねた末、12年7月1日からの飲食店における生レバーの提供禁止を目前に上市した。

ただ、同社の狙いは“代替品”には留まらない。こんにゃくの老舗メーカーだからこそ訴求する思いとは何か。商品管理部 商品開発課 課長 髙野圭氏、同 課長 嶌田恵美香氏に話しを聞いた。

目次

  1. 1.要望が殺到!
  2. 2.こだわりは食感とタレ
  3. 3.あらゆる意見もバネに
  4. 4.市場活性化を狙う

1.要望が殺到!

―検討を始めた時期は?

嶌田 11年4月に発生した腸管出血性大腸菌による食中毒で、食肉の生食の取り扱いが厳しくなるだろうと言われました。その後、厚生労働省から生食に関する取り扱いの制限を設けることを検討中と発表があり、夏には禁止の方向に向かうだろうと予測されました。

それを受けて、食中毒の危険がなく生食に代替する商品として、当時はハイスキー食品の「マンナンレバー」が注目されていました。ただ、こちらの商品は通信販売と業務用が主体であったため、量販店で取り扱える商品への要望が挙がっていたのです。

11年の秋口には、当社へもこうした依を多くいただいたため、年明け以降、本格的に検討し、商品開発を進めていきました。

とはいえ、生レバーが食べられるうちは、“こんにゃくから作られたレバ刺し”を手にとってもらえるのだろうか、といった懸念はありました。しかし禁止の方向へと進んでいったため、本格的に研究することになったのです。

そうこうするうちに量販店からの要望が殺到し、年明け以降は早急な対応をせざるを得ない状況にまでなりました。当初は12年3月の発売を希望されていましたが、より「生レバー」らしさを求めて研究を重ねていくうちに発売日が延長され、結果6月の発売に至ったのです。

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