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食品新製品トレンド記事 この人とマーケティング
発売25周年を迎えた「ランチパック」シリーズは、今もなお売り上げを伸ばす。発売時から比べると、その成長は3倍以上。食パンそのものを見直し、メニューバリエーションを広げ、定期的に魅力ある新製品を投入するなど、消費者に飽きさせない商品展開をしている。
同シリーズには、急激に売り上げを伸ばした時期がある。それが06年であり、その前年から取り組みを始めていた。品質改良、マーケティング、営業戦略の3つが上手く作用し、大ヒット商品に成長した。
同シリーズを見直したときのいきさつやこだわりのポイント、今後の展開などについて、営業統括本部 営業部 企画第二課 課長 斉藤高志氏に聞いた。
斉藤 お陰さまで84年から発売している「ランチパック」シリーズは、08年には年間350億円を売り上げるまでに成長しています。
とはいえ、05年までは年間約100億円くらいでした。05年に根本的に商品の見直しをして、積極的に展開をし始めると、翌年には急激に販売数が伸長。230億円まで伸び、07年には年間350億円を売り上げる製品にまで成長をしました。