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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

東洋ライス株式会社(旧トーヨーライス株式会社)
「タニタ食堂の金芽米」
「タニタ食堂の金芽米ごはん」

独自の精米法により豊富な栄養を残しつつ、うまみも多く含み、おいしく食べやすい「金芽米(きんめまい)」。2005年の発売以来、購買者層を広げ、翌2006年には「第25回 優秀ヒット賞」(日本食糧新聞社制定)も受賞した。

地道にファンを獲得してきた中で、昨年「丸の内タニタ食堂」の正式メニューとして、また、同食堂と銀座三越で販売中の特製ランチボックスに「金芽米」が採用された。

これが大きく評判を呼んだことがきっかけとなり、同社では昨年11月21日に4.5kg入りの「タニタ食堂の金芽米」と、無菌包装米飯(パックご飯)「タニタ食堂の金芽米ごはん」を新たに投入。タニタ食堂とコラボしたことで、“おいしくてヘルシーでしかも栄養価が高い”という「金芽米」の最大特徴を容易に訴求しやすくなったという。

発売から8年、「金芽米」は今再び、ヒットの波と消費の拡大を狙っている。

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<社名についてのご注意>

2012年12月取材時は、「トーヨーライス株式会社」でしたが、2013年3月1日より「株式会社東洋精米機製作所」と「トーヨーライス株式会社」は両社合併により、新社名「東洋ライス株式会社」となりました。

記事は、取材時および掲載時のままとなっております。

目次

  1. 大人気の丸の内タニタ食堂とコラボ
  2. 独自の精米法により少ないコメの量で同じ量のご飯に
  3. ヘルシーさを前面に出したことで新たな顧客層の獲得へ
  4. 女性購買層を強く意識した内容量とパッケージデザイン
  5. ブランドコラボ商品の導入でコメ食拡張の可能性を狙う

1.大人気の丸の内タニタ食堂とコラボ

高い栄養価と白米のおいしさを併せ持つコメとして開発された「金芽米(きんめまい)」。

これは厳選した玄米を、独自の「サイカ式精米法」を用いて、コメの表面から少しずつ糠層を取り除き、胚乳部と糠部分の間にある上質な甘みとコク、栄養素を多く含む「亜糊粉層(あこふんそう)」を残した白米のことである。最終工程で無洗米加工を施すため、とがずに炊け、簡便性にもすぐれる特徴も有する。

ただし同社取締役副社長の阪本哲生氏は、「金芽米は、産地や銘柄を前面に出す従来のようなコメではなく、新しい精米技術により新たな価値を付加した新しいジャンルのコメですので、“説明型”の商品なのです。

白米よりもさらにおいしく、なおかつ栄養価が高いという特徴やその原理をひとつずつ理解していただくには、時間がかかっていました」と、優れた機能性に誇りを持ちつつも、売り手側の苦悩も語る。

そこで、“説明型”商品という一見するとマイナス要因にも見える点を一気に解消したのが、「丸の内タニタ食堂」での「金芽米」導入だった。

同社が「丸の内タニタ食堂」側へ提案を行ったところ、ほぼ即断即決で採用が決定したという。『一定食あたり500kcal前後で栄養バランスと美味しさを追求する』という丸の内タニタ食堂のコンセプトと「金芽米」の特徴が合致し、昨年7月より提供が始まった。

その後、丸の内タニタ食堂の運営責任者の元へ、「最近ご飯がかわったのですか?」「ご飯がおいしいですね」「どこで買えるのですか?」といった多くの利用客の声が寄せられるようになったそうだ。

そこで、こういった声に応えたいという気持ちと、また新たな「金芽米」ファン層が獲得できるのではないかという狙いを込めて、無洗米の「タニタ食堂の金芽米」と、パックご飯の「タニタ食堂の金芽米ごはん」が同時発売されるに至った。

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