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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

株式会社ファンケル
「本搾り青汁」シリーズ

株式会社ファンケルの青汁シリーズは、国産ケール100%にこだわった高い栄養価と、青汁の苦みを感じさせない飲みやすさの両立を実現し、幅広い年齢層のユーザーから愛されている人気商品である。

3月19日には、これまでのラインアップを大幅にリニューアルした「本搾り青汁」シリーズを発売。

既に根強い人気を獲得している商品をリニューアルするに至った経緯とその内容、今後の展望をヘルスカンパニー商品企画部 発芽米・青汁企画グループの渡邊理子氏に伺った。

目次

  1. 調査で浮き彫りになったリブランディングの必要性
  2. ユーザー目線に立ってこだわり抜いた商品開発
  3. きめ細かなケアで既存ユーザーの不安を解消
  4. 研究力を武器に加工食品への展開を目指す
  5. 青汁の良さを広く伝え、業界を盛り上げたい

1.調査で浮き彫りになったリブランディングの必要性

“世の中の「不」の解消を目指し、安心・安全・やさしさを追求”することをモットーに、化粧品 や栄養補助食品を開発・販売している株式会社ファンケル。無添加化粧品やサプリメントで知られ る同社だが、発芽米や青汁など“健康”を軸にした食品も積極的に展開している。

その中でも、同社の手掛ける「青汁」シリーズは2000年の販売開始以来、徹底した素材へのこだわ りと飲みやすさから、高い顧客満足度を獲得している商品である。

同社は3月に青汁製品を全面リニューアル、「本搾り青汁」シリーズとして4品目を新発売した。

渡邊氏は商品開発のきっかけを次のように話す。

「2000年の販売開始から次々とラインアップを追加していたので、同じブランドにもかかわらず商 品名やパッケージのトーンが揃っていませんでした。

そのため、商品ごとの違いや特徴がお客様にしっかりと伝わっていなかったのです。実際に、問い 合わせ窓口に入ってきたお客様の声を集計してみると半分以上が質問で、『4種類の青汁の違いはど こにあるのか』、『私にとっていちばん良い青汁はどれなのか』といった内容でした。そこでお客 様を迷わせないためにネーミングやロゴを統一させる必要を感じました。」

リニューアルにあたっては、インターネット調査やお客様の声のデータベースを分析したほか、自 社商品ユーザーと他社商品ユーザーを集めてグループインタビューを実施。調査の結果、判明した のはリブランディングの必要性であった。

「当社の商品をご愛用いただいているお客様からは非常に高い満足度が得られているのですが、ご 愛用いただいていないお客様に調査をしたところ、栄養価が高くて飲みやすい青汁のイメージが定 着していたのは、TVCMなどで大々的に広告を出している他社の商品でした。

栄養価と味の両立を自負していただけに正直ショックな結果でしたが、競合メーカーに埋もれて当 社のブランドイメージが伝わっていないことを痛感しました」と渡邊氏。

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