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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

株式会社宝幸
「楽チン!カップ ごはんと食べよう」シリーズ

株式会社宝幸は、9月1日に秋季新商品として「楽チン!カップ ごはんと食べよう」シリーズ8品を発売する予定だ。

本シリーズはプラスチック容器のままレンジで加熱ができるおかず商品で、この春に発売してから順調に売り上げを伸ばしている<ねぎまぐろしょうゆ仕立て>と<まぐろステーキしょうゆ仕立て>に続くラインアップとなる。

開発の経緯や新アイテムの誕生秘話、今後の展望などを常温食品事業部 商品開発課長の中川昇氏、常温食品事業部 営業企画課長の戸塚泰宏氏に話を伺った。

目次

  1. 業界初となるプラスチック容器入りツナ
  2. “脱缶詰”に向けて自社工場で内製化
  3. 豊富なメニューで孤食シーンを支えたい
  4. 短期的な流行ではなく長く愛される商品を目指す

1.業界初となるプラスチック容器入りツナ

『届けよう! お客様へ満足と感動を。〜そして伝えよう! 食べる喜びを。〜』という品質方針のもと、安心・安全を追求したさまざまな食品を提案している宝幸。

この秋には新製品30品とリニューアル品3品の合計33品を発売するなど、商品 開発にも積極的に取り組んでいる。

今秋発売予定の新ラインアップの中でも注目なのが、常温食品事業部の「楽チン!カップ ごはんと食べよう」シリーズ8品。同シリーズは、『レンジで簡単! 楽チン!カップで毎日の食卓をサポート!』というコンセプトのとおり、カップのままレンジで温められる点やフタが空けやすくゴミ処理も簡単な点など、その簡便性の高さが特徴となっている。

今でこそ定番となっているプラスチック容器入りの食品だが、他社に先駆けて開発を進めてきた同社の歴史は昭和60年代まで遡るという。プラスチック容器商品の開発経緯を、中川氏はこう語る。

「昭和60年代にラミコンカップを使用したフルーツデザートを発売した時から、既存の缶詰にないものを作るという“脱缶詰”の流れはありました。

その後、“温められる缶詰”というコンセプトで缶胴にプラスチックを使用した『QとDish』シリーズを発売し、続けておでんや肉じゃがなどの食品をプラスチック容器入りで販売しました。この頃から製造の技術や仕入れのノウハウは蓄積していたのです」。

そのような経緯を経て2010年に誕生したのが、業界初となるプラスチック容器入りツナフレークの「楽チン!カップ <ライトツナフレーク>」である。

「他社との差別化が図れるツナフレークを作るために調査を実施したところ、既存のツナ缶は開けにくく、使用後も缶ごみとして処理しなければならないのが面倒という意見が多くありました。

そこで、当社のプラスチック容器のノウハウを生かせば、缶詰ならではのデメリットを解消し、もっと使いやすいツナ商品ができると考えたのです」と中川氏。

生産はツナ製品の経験が豊富なタイの協力工場に依頼し、カップ素材も耐油性や熱溶融性などに優れたエバール樹脂を採用することで、缶詰製品にとってプライオリティの高い賞味期限を十分に確保することに成功する。

また、パッケージもこれまでツナ缶の定番とされていたブルー系の色を使用せず、明るいグリーンやオレンジ基調のデザインにすることで、新しいツナフレークのイメージを醸成した。

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