home > 食品新製品トレンド記事:この人とマーケティング > 「ウィルキンソン ミキシング」シリーズ


食品新製品トレンド記事 この人とマーケティング


「ウィルキンソン ミキシング」シリーズ
アサヒ飲料株式会社
マーケティング本部 マーケティング第一部
炭酸チーム 副課長 小林芳之氏

“そのまま”でもおいしい炭酸水
より多くの人に支持されるブランドへ

4月16日に発売した「ウィルキンソン ミキシング <グレープフルーツ>」が発売以降、好調な動きを見せている。5月17日単品の年間目標30万箱を突破、5月末までに34万箱を販売したことで、ミキシングシリーズ全体として販売目標を100万箱に上方修正した(6月17日現在)。さらに第二弾として、7月30日には夏季限定<オレンジ>も発売。その勢いは衰えるところを知らない。

ただ、同シリーズは、「ウィルキンソン」ブランドの中心となる「ウィルキンソン タンサン」があってこその商品。「ウィルキンソン」ブランド全体では、12年は前年比144%(684万箱)と5年連続販売増。13年1〜6月も前年比133%(412万箱)で推移し、年間販売目標810万箱に対し計画を上回るペースだ。

「ウィルキンソン」ブランドの歴史から「ミキシング」シリーズ開発までの経緯、マーケティングについて、マーケティング本部 マーケティング第一部 炭酸チーム 副課長の小林芳之氏に話を聞いた。

目次

  1. 1.山中で発見された炭酸鉱泉
  2. 2.より気軽に・手軽に
  3. 3.どんな用途にも対応できる
  4. 4.若年層がターゲット
  5. 5.より愛されるブランドへ

1.山中で発見された炭酸鉱泉

―「ウィルキンソン」は長い歴史がありますね

小林 1889年頃、英国人ジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏が、狩猟に行った宝塚の山中で炭酸鉱泉を発見しました。この鉱泉水をイギリスに送り分析したところ、世界でも有数の名鉱泉であることが判明したのです。そして氏は1890年に「仁王印ウォーター」の名で販売を開始しました。その後1904年、仁王印ウォーターは「ウヰルキンソン タンサン」と名を変え、国内はもとより27ヵ国に輸出されました。

 

ガス持ちのよい「ウィルキンソン タンサン」は、品質のよさが認められ、プロに支持されてきた商品です。そのためテーブルウォーターとして親しまれたり、業務用の割材としてバーやホテルなどで使われてきました。

またその頃、ヨーロッパでは良質の飲料水が得にくいことから、瓶詰めのミネラルウォーターが食卓水として珍重されていました。明治政府も海外からの賓客をもてなすため、国産の良質な食卓水を求めており、「ウィルキンソン タンサン」はまさに政府の要望を満たす製品だったのです。1979年の東京サミットでは、公式のテーブルウォーターとして採用もされています。

また、1966年に<ジンジャエール><ドライジンジャエール><レモネード><トニック>の4品種をエメラルド・グリーンの瓶で発売し、これらは今なお現存しているデザインでもあります。そのデザインを手掛けたのは、日用品から工業機械に至るさまざまな分野のデザインを手がけた20世紀を代表するデザイナー レイモンド・ローウィー氏であり、日本ではタバコ「ピース」などのデザイナーとしても知られています。

 

ウィルキンソンブランドサイトはこちら



まずはログイン

会員は全情報がご覧になれます。

まだ会員になられていない方

新製品研究会 詳細はこちら


発売日カレンダー

<< 2017年3月 >>

1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31