home > 食品新製品トレンド記事:我が社の商品開発 > 宮坂醸造株式会社


食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

宮坂醸造株式会社
「膳みそ」

健康と美容への女性の関心が高まる近年、そのニーズに応える味噌が2012年3月に同社より発売された。6種類の自然素材をバランスよく配合し、ヘルシー志向の新しい味噌である。さらに同品は、味噌汁だけでなく、和え物やドレッシングなどにも合うという。

開発の経緯や今後の戦略などを、同社取締役営業本部長の町田卓也氏と、営業本部マーケティング部次長の天川由美氏にうかがった。

目次

  1. 選び抜かれた6種類の自然素材入りの味噌
  2. 消費者調査を行い女性にターゲットを絞った
  3. 和漢植物を取り入れた『慈養みそ』のコンセプトを引き継ぐ
  4. 高品質の伝統の味噌に6種類の自然素材をプラス
  5. 様々なアプローチから行った販売促進活動と普及活動
  6. 味噌の需要を掘り起こし日本文化の原点強化を目指す

選び抜かれた6種類の自然素材入りの味噌

『「味噌汁」を替えると「美容」も変わる。』『カラダの中からキレイな私に。今日から「膳みそ」』。

これは、いずれも2012年に発売された「膳みそ」の新聞全面広告のキャッチフレーズである。保守的なイメージがある味噌を打ち出した広告としては、女性をターゲットに絞った、ある意味、挑戦的な広告であったかもしれない。

「膳みそ」は、同社の創業350周年の記念事業として2012年3月に発売された。キーワードは、“おいしさ”“健康”“自然素材”。生姜、黒豆、クコの実、昆布、梅、そしてゴマ(※現在はゴマの代わりに玄米を採用)の6種類の自然素材がバランス良く配合されている。体を中から温めて消化をサポートするといわれる生姜、活性酸素を除去して血液をサラサラに保つアントシアニンを含む黒豆、食物繊維や鉄分、カルシウム、旨み成分であるグルタミン酸を含む昆布、ベタイン、カロテン、ビタミンB1、B2が豊富なクコの実が入った、ヘルシー志向の味噌である。

天川氏は、「膳みそは、350周年の記念事業として味噌の新製品を出したいという意向から、2011年の夏頃に企画を始めました。

ですが、味噌はそれぞれの地域独自の味がありますので、味噌の新製品というのは難しいのです。カルシウムやギャバを加えるなど、機能性をつけた味噌というのは過去にもありましたが、なかなか定着しにくいのが実情でした。

そこで、消費者の声をきちんと吸い上げて新製品に生かしたいということで定量調査を行いました」と語る。

宮坂醸造HPはこちら



まずはログイン

会員は全情報がご覧になれます。

まだ会員になられていない方

新製品研究会 詳細はこちら


発売日カレンダー

<< 2017年10月 >>

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31