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食品新製品トレンド記事 この人とマーケティング
静岡を拠点とし、長く業務用を中心とした商品づくりを行ってきたエスエスケイフーズ。11年に一般向けの商品開発を本格化して以降、斬新な商品を次々と展開している。
サラダで世界の味が楽しめる「世界シリーズ」として、12年8月に490mlサイズで発売した<TACO SALAD(タコサラダ)>は、本格的な味わいが好評を博し、13年8月に消費者の要望に応えて一般向けの200mlサイズを発売。また14年2月には、<GADO-GADO SALAD(ガドガドサラダ)><TANDOORI CHICKEN(タンドリーチキン)>を追加投入した。
独創的なラインアップが際立つ同シリーズの開発経緯や商品の魅力について、マーケティング部 商品企画課 後藤恵美子氏に話を伺った。
後藤 新商品が次々と展開されるドレッシング市場の中で、今までにある味だけではなく、世の中になかった新しいものを出していきたいと考えています。お客様の細かなニーズにもお応えできるよう開発を行ってまいりました。
後藤 スパイスと食塩、砂糖などをブレンドした“シーズニングスパイス”市場が、今非常に伸びています。その背景には、共働きや単身世帯の増加に伴い、簡便さへの欲求が高まっていることに加え、30代の女性を中心に新しい味が求められているという事実もありました。女子会でエスニック料理は人気がありますが、家ではおいしく作れないという声もあります。そういった現状を踏まえ、“家庭では作れない味”を、手軽に作れるサラダで楽しんでもらえる商品を目指しました。