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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

株式会社トロナジャパン(ゼンショーグループ)
「すき家 <ポークカレー>」

牛丼チェーン「すき家」をはじめ、「COCO'S」「なか卯」「Big Boy」など多くの飲食チェーンを展開しているゼンショーグループ。

同グループの株式会社トロナジャパンでは、すき家で提供されているポークカレーを冷凍商品化した「すき家 <ポークカレー>」を3月から販売。本品は、<牛丼の具><中華丼の具>に続く、「すき家」ブランドを冠した冷凍食品の第三弾。レトルト販売が主流とされているカレー分野に、冷凍食品として参入する戦略や意図にも注目が集まっている。

商品開発のきっかけや背景、グループ力を最大限に活かした事業展開など、株式会社ゼンショーホールディングス グループ外販事業部部長の伊藤晴規氏に伺った。

目次

  1. 店舗だけでなく一般家庭へ「すき家」の味を冷凍食品に!
  2. 女性や子ども、高齢者が食べやすい「お茶碗サイズ」
  3. 主婦層発のアレンジメニューでリピート需要を呼び起こす
  4. カレーを冷凍食品売り場に“牛あいがけカレー”で勝機を掴む
  5. 冷凍だからこそ出せる味。店舗とのシナジー効果へつなげる

店舗だけでなく一般家庭へ「すき家」の味を冷凍食品に!

『世界から飢餓と貧困を撲滅する』という理念に基づき、食を通じた社会貢献に取り組んでいるゼンショーグループ。「すき家」「なか卯」などの牛丼チェーンをはじめ、レストラン、ファストフードチェーンの他、青果・生花、ピザクラフト、調味料にいたるまで幅広い事業領域を持つ。

また、08年より「すき家」を中心に海外への出店を積極的に進め、グループ店舗数は4,789店(14年2月末現在)にのぼる。消費者へ食の社会インフラを提供するとともに、食の安全やフェアトレードを追求し、グローバルに『フード業世界一』を目指すのがゼンショーグループだ。

一般的には外食事業での知名度が高い同グループだが、近年は冷凍食品などの食料品販売事業にも積極的に乗り出している。この春に注目を集めているのが、3月から販売を開始した「すき家 <ポークカレー>」だ。本品は、牛丼チェーン「すき家」の味を家庭用に再現した冷凍食品シリーズの一つで、「すき家 <牛丼の具>」「すき家 <中華 丼の具>」に続く第三弾である。

ゼンショーホールディングスの伊藤氏は、「すき家」シリーズの商品開発の経緯を次のように話す。

「店舗へ来ていただくだけではなく、ご家庭でもすき家の味を楽しんでいただけるようにと、05年よりすき家の牛丼の並盛サイズの具(135g)を冷凍食品化し、食料品販売事業を開始しました。当初は生協を中心に、ヤマト運輸を使った販路や楽天、自社サイトなどのネット通販で販売を拡大していきました」。

店舗のブランド力を活かした食料品販売事業では、当時「すき家」は牛丼チェーン大手3社の中で最後発。しかし、販店での大規模な展開を狙わずに、生協からスタートしたことにも大きな意味があったという。

「生協のルートを選んだのは、企画書の確認から工場への視察など、販売に結びつくまで厳しくも丁寧な審査がありますし、生協で購入されるお客様には、食の安全性を重視される方が多い。

それは、食の安全を第一に掲げている当社にとって大切なことです。また、生協の誌面などを通じて商品の特徴をしっかりと訴求できたため、ブランドの認知度を向上させることができました」。



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