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「ぷら酢ベジ」ピクルスシリーズ
岩下食品株式会社
企画開発部(マーケティング)部署長
小池貴史氏

漬物売場に新しい風を吹かせたい
食卓に野菜とお酢を手軽にプラス

ロングセラー商品「岩下の新生姜」をはじめとする生姜漬けやらっきょう漬けなど、酢漬け分野で日本屈指のシェアを誇る岩下食品。13年2月に上市した「ぷら酢ベジ」ブランドのフレッシュピクルスシリーズは主婦層のニーズを捉え、売れ行きも調。半期ごとにリニューアル商品を発売するなど、市場の活性化にも一役買っている。

そして、今年2月には、100円というワンコインの手軽さを訴求した「手づくりピクルスの素」を投入。勢いを保ち続けるピクルスシリーズの開発背景や商品の魅力について、企画開発部(マーケティング)部署長 小池貴史氏に話を伺った。

目次

  1. 1.漬物分野に新たな価値を創造
  2. 2.ニーズを的確に捉えた商品展開
  3. 3.「岩下の新生姜」との相乗効果

1.漬物分野に新たな価値を創造

―開発の背景は?

小池 近年漬物市場は大きく縮小しており、ご飯、味噌汁、漬物という日本特有の食習慣がどんどん薄れてきました。弊社としては、若い人が漬物を食べるきっかけがないことに強い危機感を抱いており、“今こそ漬物の新たな価値の創造が必要”だという想いが開発の発端でした。

まずは主要ターゲットである30~40代の主婦の方々の生活実態をリサーチすることからスタート。既存のデータを見ると、共働き世帯の増加によって、多くの人が食事の支度を負担に思ったり、野菜不足を感じていることがわかりました。家族の健康に気を使っているものの、バランスのよい食事がなかなか実現できていないんですね。

そこで実際に弊社で食卓のバランスに関するアンケート調査を行ったところ、“食卓のバランスが悪い”と感じている人は88%にのぼり、バランスが悪いと感じる点として、“品数が少ない”“野菜が少ない”“彩りがよくない”といった点があがりました。また、バランスの悪さに気付くのは、“食事の支度を始めてから”が73.8%で、そのうち64.9%の人がそのまま済ませてしまうことがわかりました。こうした実態をふまえ、弊社が得意とする“酢漬け”の技術を活かし、野菜、品数、彩りを手軽に補うお手伝いができないかと考えました。

野菜とお酢を組み合わせた商品として、フレッシュピクルスは非常に親和性があり、弊社だからこそできる事業であると考え、開発に着手しました。

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