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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

マルサンアイ株式会社
「アーモンド・ブリーズ」シリーズ

みそや豆乳飲料などの大豆製品を中核として成長を続けてきたマルサンアイは、米国に本社を置く世界最大のアーモンドサプライヤー「ブルーダイヤモンドグロワーズ(BDG)」と提携し、日本初上陸のアーモンドミルク飲料「アーモンド・ブリーズ」を2013年9月に発売した。

活況を見せる米国の代替乳市場では、アーモンドミルクは現在トップに位置し、ビタミンEやカルシウムが豊富な健康飲料として高い人気を誇る。両社は本品の投入により、日本におけるアーモンドミルク飲料市場の創出を狙う。

本品の開発背景や日本における販売戦略について、同社営業統括部アーモンド・ブリーズ事業室長の藤井昭雄氏、営業ゼネラルマネージャーの河崎利和氏に話を伺った。

目次

  1. 世界トップブランドとして日本に初上陸
  2. 新カテゴリーの創出に向けた日本独特の商品戦略
  3. 長く定着する商品に育てるため、機能性より“おいしさ”を訴求
  4. 種類豊富なフレーバーで多様なシチュエーションを創出
  5. 健康飲料市場の活性化に大きく貢献

世界トップブランドとして日本に初上陸

愛知県岡崎市でみそ製造メーカーとして創業し、健康志向によって市場が拡大した豆乳飲料など、常に時代のニーズに合わせて、大豆に特化した商品開発に取り組んできたマルサンアイ。大豆にこだわってきた同社が、“大豆を使用しない”新しい健康飲料「アーモンド・ブリーズ」を発売した。世界最大のアーモンド産地、カリフォルニアに本社を置く、BDGとライセンス契約を結び、アーモンドミルクの世界ナンバーワンブランドの技術を使った商品として、マルサンアイが製造販売を行う。

米国では、アレルギー対策や健康志向の高まりなどから、牛乳の代わりに飲用する植物性ミルクとして代替乳という大きな市場が形成されきた。この市場にいち早く注目したBDGは、1998年に米国初のアーモンドミルク飲料を発売。以降、米国のアーモンドミルク市場のうち、シェア46%を占めるトップメーカーとして君臨し続けている。

藤井氏は、「ここ数年で米国のアーモンドミルク飲料の売上は急激に伸長し、代替乳市場でナンバーワンとなりました。

BDGさんは英国、豪州へと世界に市場を拡大し、アジアにも注目をされていた中で、私どもに声を掛けていただきました。豆乳同様アーモンドにも、身体にいい油分である不飽和脂肪酸が多く含まれており、水分と油を混ぜてクリーミーにさせる“乳化技術”を保有する弊社の強みを高く評価していただきました。

弊社は米国に合弁会社を持っており、代替乳やアーモンドミルクの可能性には以前から興味を抱いておりましたので、これを機に一緒にでることはないだろうかというところからスタートしました。

米国では代替乳という大きな市場がまずありきですが、日本の豆乳は、健康飲料という市場で成長してきた背景があります。

米国と同じような市場で動くのであれば、同社の豆乳とアーモンドミルクはライバル関係になりますが、新カテゴリーをつくるのであれば、康飲料というジャンルの中でうまく両立していけるのではないか。そう考えたことで、方向性が固まり、お話をいただいてから1年足らずで発売に至りました」と語る。



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