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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

丸成商事株式会社
「カフェ・デ・マロン」

天津甘栗を中心に、中国茶、ドライフルーツなどの輸入および製造・販売を行う丸成商事。天津甘栗の取扱量日本一を誇る同社は、栗を砂糖とコーヒーで漬け込んだ新感覚の栗菓子「カフェ・デ・マロン」を9月末に発売した。

栗の風味とコロンビア産コーヒーの香りがほどよく調和し、今までにない深い味わいに仕立てた。甘栗の市場は、今や定着はしたものの、大きな伸びは見られず、横ばいを続けているのが現状だ。同社は、斬新なコンセプトを打ち出した「カフェ・デ・マロン」を新しい活路を見出す商品として位置づけ、力を注いでいる。

本品の開発背景や販売戦略について、同社代表取締役の菊地勝信氏に話をうかがった。

目次

  1. 思いつきが端を発した斬新なコラボレーション
  2. 試行錯誤の中で生まれた栗とコーヒーの相乗効果
  3. 現地で新鮮なまま加工することが、おいしさの秘訣
  4. 品質を高めるために労を惜しまない一貫した姿勢
  5. 徹底した管理が生んだ、おいしくて、安全な中国産

思いつきが端を発した斬新なコラボレーション

丸成商事は、もともと菊地氏の父が、59年にドライフルーツの輸入と小売りを始めたことからスタートした。

当初は、台湾から干し梅を輸入し、ドライブインなどで販売していたが、その後、天津甘栗や中国茶などに目を付け、取り扱う商品のバリエーションを増やしていった。

現在では栗製品が売上の多くを占め、自社商品だけでなく、大手コンビニエンスストアのPB商品や、メーカーの商品などもOEMで手がけている。4年ほど前に、同社は天津甘栗の取扱量において日本一になったという。

菊地氏は、「甘栗の市場は、拡大することなく、ずっと横ばいで推移してきました。 ただ、焼いただけの商品が主流で、加工度が低いので、飽きられているんですね。定着はしているんですが、新しい需要を掘り起こさないといけないということで、開発を始めました。

栗を加工した菓子というと、洋酒とメープルシロップを使ったマロングラッセがありますが、これは既にどこでもあって新鮮味がない上、砂糖の甘みが栗の風味を消してしまっている。

そこで、栗のコクを最大限に生かす相性のよいフレーバーを検討する中で、コーヒーがあがってきました。

最初は全くの思いつきでしたが、他社にはない斬新で価格競争に巻き込まれない商品をつくるという目的もあったので、今までにない組み合わせを一度試してみることになったのです。軽い気持ちだったんですが、作ってみると意外においしくて、驚きました」と話す。



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