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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

株式会社モンテール
「牛乳と卵のカスタード&ホイップシュー」

1954年に創業し、チルドデザートの製造・販売を主力とするモンテール。91年には常温保存できる洋菓子から、消費期限の短いフレッシュなチルドデザートへと転換。SMやCVSチャネルをいち早く開拓し、チルドデザートのリーディングカンパニーの地位を確立している。

牛乳と卵の産地直結型工場による素材の鮮度追求と衛生管理を徹底した商品づくりへの真摯な姿勢は、消費者の心をしっかりと掴んでいる。今や激戦といわれるチルドデザート市場において、長く愛される定番商品を生み出す秘訣や商品づくりのこだわりなどについて、企画開発部課長穂坂真介氏に話を伺った。

目次

  1. 年2回のリニューアルが定番商品を育てる
  2. 徹底したこだわりでおいしさと安全・安心を両立
  3. 新たなターゲット獲得に向けた新商品の開発
  4. 関東から西日本へ。認知度アップに挑む

年2回のリニューアルが定番商品を育てる

洋菓子を扱うのは専門店だけ”という認識が広がり、チルドデザート市場の新たな参入の余地はほとんどないと思われていた1991年、モンテールはSMやCVSに目を付け、流通ルートを新規開拓。以降、チルドデザートのパイオニアとして、『おいしい洋菓子をリーズナブルにお客様にお届けしたい』という思いを具現化してきた。年々、企業規模は、拡大を続け、現在は売上のほとんどをチルドデザートが占めている。

チルドデザート分野は、競合他社が増えたことに加え、CVSにおけるPB商品の台頭などにより商品の改廃も激しくなり、定番商品が育ちにくいといわれている。そんな中、同社には長く愛されてきたロングセラー商品が数多く存在する。

94年に発売した「プチシュークリーム」は、進化し「生クリーム仕立てのプチシュー」として現在でも大人気のアイテム。自家炊きカスタードが特徴の「牛乳と卵のシュークリーム」は、その後に発売される姉妹品「牛乳と卵のカスタード&ホイップシュー」と共に超定番品に成長。そして012年に発売した「とろ生カステラ」は1000万パックを突破する大ヒットとなり、新定番品として店頭を飾る。定番商品を生み出す秘訣について、穂坂氏は次のように語る。

「チルドデザートに参入した当時に生み出した商品で、今も店頭に並んでいるものは多いですね。

それはお客様の嗜好が年々変化する中、年に2回はリニューアルを行っているからだと思います。最近では少し甘みを抑えたり、カスタードとホイップクリームの配合を変えたり。そうやって改良し続けてきたことが、定番商品として確立できた秘訣です。

また味だけでなく、パッケージのデザインや店頭の装飾用資材に関しても定期的にリニューアルしています。商品、パッケージ、売り場のすべてにおいて、時代に合わせた改良を続けることが大切ですね。これまで培ってきた定番の味やパッケージはそのままに生かし、明確に違いを出すのではなく、『なんとなくおいしくなった』と感じてもらえるような、お客様視点の“なんとなく感”を大事にしています。

その微妙なさじ加減の調整は難しいところではありますが、実現できているのも長くお付き合いしてくださっている原材料メーカーさんの協力があってこそですね」



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