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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

株式会社エイワ
マシュマロ

看板商品「ホワイトマシュマロ」をはじめ、期間限定販売の「チョコねりマシュマロ」、安定供給を続ける「ブルーベリーマシュマロ」や「黒ごまマシュマロ」「コラーゲンマシュマロ」など、数々のマシュマロを発売する同社。

マシュマロ市場(流通菓子のみ)でシェア約80%を誇るトップメーカーとして、どのようにマシュマロの認知度を高めていったのかなど、代表取締役会長兼CEOの小髙愛二郎氏に話を聞いた。

目次

  1. 家内工業的な現場から始まったマシュマロの生産と販売
  2. 流通体系の確立に伴い機械化を進めて生産体制の拡大へ
  3. プラスとマイナスの健康食品という根底にある考え方
  4. マシュマロを通して親と子、人と人をつなげる
  5. 商品販売とアレンジレシピでマシュマロの認知度につなげる

家内工業的な現場から始まったマシュマロの生産と販売

そもそもマシュマロは、原料であるアオイ科の植物である“marsh mallow”から名 前がついた。すりつぶしたものを古代エジプトの王族が喉薬として使った薬用食品でもあったという。その後、ヨーロッパの菓子職人により改良が重ねられ、砂糖、水飴、コンスターチ、ゼラチンを原料とした軽いふわふわとした食感の菓子になった。

今年創業58年を迎えた同社は、マシュマロを製造する小さな工場を構える永和食 品が始まり。ガス台とミキサーを数台、三角袋による手絞りという家内工業的な生産体制であった。

小髙氏は、「昭和20〜30年代は子どもが自分でお金を持ってお菓子を食べるという習慣は実はそんなになかったのではないでしょうか。菓子そのもの自体があまりない時代ですよね。米菓やキャラメル、キャンディ程度だったと思われます。昔の小売店は問屋から商品を一斗缶で仕入れて、量り売りをしていたと聞いています。お世話になった方から昔話を聞いたことがありますが、弊社もこの頃は量り売りの問屋を回っていたそうです」と話す。

珍しい輸入品として都心部ではマシュマロは流通していたが、1960年代初頭にな っても地方ではまだまだ認知度は低かった。同社のシェアは低く、

 「当時は問屋のトラックに同乗したり、車で後ろからついていくなりして、弊社の商品を積んでもらい売っていたそうです。ですが、他社の商品はどんどん売れていくのに、弊社の商品は残っていたとか……。売れ残った商品を営業車に積み直して持ち帰ったという苦 労話を聞いたことがありますね」と小髙氏は語る。



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