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食品新製品トレンド記事 この人とマーケティング


「ダイズラボ」シリーズ
マルコメ株式会社
マーケティング部 商品企画課 課長 西田昭雄氏

健康的な大豆製品をおいしく摂取してもらう
新しいメニュー提案

マルコメは3月上旬、健康志向の高い人にもヘルシーにおいしく食事をしてもらえるよう、同社が得意とする大豆加工品を使った新シリーズを発売した。肉を大豆の肉(大豆ミート)に置き換えた中華惣菜の素の他、小麦粉の代替として大豆粉を使用したパンケーキミックスだ。

調理のハードルが高い大豆ミートを消費者に受け入れられやすいよう仕立て、“これまでとは違う中華惣菜の素”として受け入れられるよう新しいマーケティング展開にも挑戦中だ。

売上目標2億円と掲げ(シリーズ4計)展開中の同シリーズについて、開発、特徴、販促に至るまで、マーケティング部 商品企画課 課長 西田昭雄氏に話を伺った。

目次

  1. 1.求められたのは“具材のみ”
  2. 2.幅広い年代に訴求できるフレーバー展開
  3. 3.味・風味を追求した商品づくり

1.大豆ミートで健康訴求

― 「大豆ミート」の需要と開発経緯は

西田 健康的な食生活が注目されている今、大豆の健康感もそのひとつとして注目されており、大豆製品は多くの方に求められています。しかし、なぜか大豆を主原料とした「味噌」には、その選択肢として結びついていない現状があります。とはいえ、味噌メーカーとして大豆製品を扱っている我々としては、健康的な大豆の製品を味噌以外でも提供したい、健康によい大豆をもっと普及させたいといった強い思いがありました。

そうした中で、市場にまだ存在していない商品で、消費者が取り入れやすいものは何か突き詰めていったところ、「大豆ミート」に行き着いたのです。といっても、実際に大豆ミート単体の製品はあるのですが、調理のハードルが高いことから使用される方が一部に限られています。

そこで、どうしたらもっと身近に感じ、日々の食生活に取り入れていただけるかを考え、使用する上での問題点などを消費者調査も含め検証した結果、まずは摂取しやすい形状や商品設計にすることが必須だという結果にたどり着きました。今回は大豆ミートや大豆粉を使った製品に仕上げましたが、いずれはこうした大豆の加工品を使った商品群を拡大していきたいと思っています。大豆ミートや大豆粉のおいしさをご理解いただき、将来的には単体でも発売していく方向です。それに向けての第一弾商品でもあるのです。

また、健康のイメージから少し離れている「肉」の代替として大豆で補っていければ、肉への罪悪感を抱く方でもおいしくヘルシーな食事ができるのではないかと考えました。



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