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食品新製品トレンド記事 この人とマーケティング

4年連続して縮小していたガム市場。そのなかで、発売から3週間で2000万個を越えた、売れ行き好調のガムがある。
ロッテ商事の「Fit's(フィッツ)」シリーズ(※1)だ。今年3月24日に発売し、4月上旬のガム市場全体の数字を前年同期比7~8%押し上げた。
「Fit's」は、若い層をターゲットに、“みんなとシェアテイク”するガムとして訴求。これまでにないプロモーション戦略やパッケージ、味づくりなど、固定概念を外しながら、新しいコミュニケーション方法での広告やコラボレーションを企画。従来とは一線を画す展開を行っている。
同品が発売されるまでのいきさつや味作り、マーケティング戦略などについて、戦略統轄部 商品戦略部 ガム担当課長 岩瀬潔氏に聞いた。
(※1:販売計画を大きく上回り、<ミックスベリー>は4月後半から一時販売を休止)
岩瀬 理由は、10~20代の若者をうまく取り込めたからだと思います。
最近の傾向として、若者の関心が錠菓やグミなどに移り、ガム離れが起きていました。ガム市場は4年連続して前年比マイナスの状況で、さらに昨年はガソリンの値上げ、リーマンショックによる景気の悪化で、内食化が進みました。
ガムは、外で消費されることが多い商品。運転中やちょっとした待ち時間、外食の後など、気分や口中をスッキリさせたくて食べられています。そのため、昨年は特に苦しかったですね。