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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

みたけ食品工業株式会社
「玄米ドリンクパウダー」
「玄米ライスミルク」

農林水産省が米粉の消費拡大を狙った取り組みを強化する中、みたけ食品工業株式会社は 米粉を使ったさまざまな製品を販売してきた。

同社が次に進めているのが、“飲む”米粉製品、ライスミルクだ。2015年春より、新製品「玄米ドリンクパウダー」を、7月末にはドリンクタイプの「玄米ライスミルク」の展開を予定している。

企社内のノウハウを活かした開発の経緯や、消費者への訴求方法について、みたけ食品工業株式会社企画部部長の柳生 功氏に話を伺った。

目次

  1. トレンド誌も注目する米粉をつかった新しい“ミルク”
  2. 植物性ミルクの競合との差別化を図る健康を訴求する製品開発
  3. パウダーとドリンク選べる2つのタイプで展開
  4. 飲み続けてもらうための味への挑戦
  5. 米粉メーカーとして展開したい日本の食材が秘める可能性

トレンド誌も注目する米粉をつかった新しい“ミルク”

米粉や白玉粉、きな粉、ゴマなど、主に 穀物由来の天然素材の可能性を追究し、素 材のおいしさを引き出す加工食品を展開し てきたみたけ食品工業。近年は、焙煎加工 や粉砕加工だけではなく、これまでの加工 技術のさらに一歩先を行く、新しい食感の 追求や機能性に特化した製品開発も強化し ている。

2015年春、同社が販売を開始した「玄 米ドリンクパウダー」は、ほんのり玄米が香 る、水やお湯に溶いて飲むタイプの“ライス ミルク”。これまで培ってきた米粉製粉技術 のノウハウを最大限に生かした製品だ。

ライスミルクとは、米や玄米からつくら れた穀物ミルクの一種。健康需要が高まる 中、コレステロールや乳糖を含まない、牛 乳アレルギーの人でも飲める、“ミルク”と して、豆乳やアーモンドミルクなどと並ん で昨今、急激に注目されているアイテムだ。 レシピ投稿サイトなどでも、ライスミルク を利用した投稿が増えてきており、一般の 消費者の関心も高いことがわかる。

これまで店頭に並ぶライスミルクはイタ リアなどから輸入されたものがほとんどだ ったが、日本のメーカーも続々と新製品を 発売し始めている。2015年に流行する商 品として、トレンド誌に取り上げられたこ ともあり、各メーカーで今後もさまざまな 展開が予測されるものだ。

同社のライスミルクの市場展開について、 柳生氏は次のように語る。

「当社には、米粉を加工するノウハウが すでに備わっていたので、米粉を使った飲 料という構想は以前からありました。 5〜6年ほど前から糖化液の開発を進め、 米麹系の新しい飲料が作れないか検討して いました。甘酒風のものや乳酸菌飲料系統 のテイストなど、ライスミルクが日本人好 みの味となるように、試作を重ねてきたの です。 しかし2015年に流行ると予想されたの は、甘酒のような麹風味ものではなく、よ り淡泊で、米の素材そのものの味を活かし たタイプ。牛乳や豆乳と同じカテゴリに並 ぶ、プレーンなタイプでした。 そのため、プロジェクトの方向性を一 転して、できるだけナチュラルなテイスト の飲料へとシフトして開発を進めてきまし た」。



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