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食品新製品トレンド記事 この人とマーケティング


「明治北海道十勝フレッシュ100」
株式会社 明治
市乳営業本部 市乳マーケティング部
マーケティング2グループ 松浦永氏

もっと気軽に使って欲しい「クリーム」
パッケージと中身の刷新で新提案

200ml紙パックでお馴染みの「明治北海道十勝フレッシュ100」が3月30日、装いも新たに使いやすく保管しやすいキャップ付きスタンディングパウチになって登場した(紙パックタイプは終売)。同品は、パッケージから中身の設計に至るまで、消費者の要望に応えて作られた新製品だ。

クリームの使用頻度を高め、市場活性化も図るべく投入された同品は、売上目標を旧製品の1.5倍にあたる、25億円以上(15年度)と掲げて新規投入した。

パッケージ刷新からマーケティングに至るまで、市乳営業本部 市乳マーケティング部 マーケティング2グループ 松浦永氏に話しを伺った。

目次

  1. 1.消費者の声を生かして誕生
  2. 2.独自製法でさらなるおいしさを実現
  3. 3.便利な新容器
  4. 4.商品の付加価値を伝える

1.消費者の声を生かして誕生

― パッケージが刷新されましたね

松浦 大幅な刷新を行いましたが、その経緯には2つの理由があります。

まず一つ目として、クリームの市場は新製品の投入が少なく、クリスマスやバレンタインなど売れ行きのよい時期が決まってしまっています。そこで、市場活性化も図るべく、消費者インタビューを行ったのですが、その結果、旧商品である“紙パック”に対する不満が多く聞かれました。使い切れなかった際に、開封口にカスが付いてしまう、空気と触れると中身がどろっとした形状になったり、固まって使えなくなるといった、容器の衛生面に関する声が大変多かったのです。

二つ目は中身の設計です。健康志向の方が増えている中で、乳脂肪分についても気にされる方が多くなりました。脂肪分が高いと、カロリーを気にしたり健康的なイメージが浮かばない、さらには料理に使いにくいといった声もありました。実際に料理研究家の先生は、47%の高脂肪クリームと低脂肪クリームを混ぜてお使いになっているようです。とはいえ、低脂肪すぎるとクリームらしさを失ってしまう。低脂肪感を望む方は多いのですが、やはり“低脂肪=おいしくない”というイメージもありました。

そこで、当社としましては、新しい脂肪分の規格でチャレンジしようという運びになったのです。

先にも述べたとおり、売れ行きの良い時期が決まっていることは課題のひとつです。時期を限定されずに、このおいしいクリームを、一年を通しご提案したい。市場活性化を図りたいという想いがあった中で、ケーキ・菓子だけでなく料理にも使えるような提案が必要だと思いました。

こうしたことから、菓子類にも料理にも使いやすくおいしさを味わえる、脂肪分40%の商品が登場したのです。



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