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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

株式会社小善本店
「のりあーと」シリーズ

1894年に海苔問屋として創業し、海苔を中心とした総合食品商社として歩んできた小善本店。日本の伝統的な食品である海苔を取り扱う企業として、日本人の食文化の継承に努めるとともに、時代のニーズに合った新商品の開発に積極的に取り組んできた。

中でも、最新鋭のレーザーカット技術を使い、海苔で細かな絵柄を表現した「のりあーと」シリーズが好評を博している。13年の発売以降、徐々にラインナップを増やし、今年7月には新アイテムの<ふなっしー>を上市。同シリーズによって、海苔の価値の向上や業界のさらなる活性化を目指すとともに、海苔を通じた食の新たな楽しみを広げていこうと意気込んでいる。

同シリーズの開発の経緯や苦労、今後の取り組みについて、経営企画部部長小林智則氏、管理部次長小岩裕司氏、小善グループ・丸善海苔加工販売株式会社 品質保証・開発部部長代理越智博紀氏に話を伺った。

目次

  1. 強みの型抜き技術から最新鋭のレーザーカットへ
  2. どんな注文にも果敢に挑み、実践からノウハウを蓄積
  3. 脇役だった海苔が、一気に主役に躍り出る
  4. スタートは失敗の連続。業者との連携で商品化を実現
  5. レーザーカット技術をさまざまな食品で展開したい

強みの型抜き技術から最新鋭のレーザーカットへ

創業120余年を誇る小善本店は、CVS向けなどの海苔を数多く扱い、海苔業界で は業務用大手として知られてきた。

一方、家庭用商品の認知度は低い状況にあったことから、近年では業務用で蓄積してきた開発・生産力を生かして、家庭用市場の開拓にも力を入れ、数々のヒット商品を生んでいる。

02年に日韓ワールドカップサッカーの開催にあわせて発売された、独自の型抜き技術を使った「サッカーのり」はロングヒットを記録。その技術をさらに発展させ、レーザーカット技術によって海苔の上に自在に絵柄を描くことに成功し、13年には「のりあーと」シリーズの発売を開始した。食材にのせたり、巻いたりするだけで食卓やお弁当がパッと華やぐ同商品は、これまで脇役だった海苔の新境地を切り拓き、好調な売れ行きを見せている。

開発の経緯について、小林氏はこう語る。「2011年に“これまでにない新しい商品を開発する”という会社の方針を受けて、私たち3人を含めたメンバーで検討を重ねました。その中で出てきたアイデアの一つが『のりあーと』でした。



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