目次
- 日清食品で初めて“米”の即席レンジ商品
- 電子レンジで“水から炊き上げる”
- 定番2品で根付かせ個性的な1品で刺激を
- “日清のごはん”をネーミングで表現
- 電子レンジ文化をさらに成熟させる
1. 日清食品で初めて“米”の即席レンジ商品
電子レンジは、今やどの家庭にもあるポピュラーな調理器具になった。“お湯を沸かすよりも、電子レンジを使う方が簡単”という人は、今後増えていくかもしれない。
そのような中で、日清食品は、電子レンジ調理専用の商品開発を2年ほど前からスタートしている。2007年春先に発売した「日清Chin」シリーズを皮切りに、「日清焼そばUFO」、「日清スパ王」、「日清のどん兵衛」、「日清カップヌードル」など、多くのブランドで電子レンジ調理専用カップ麺を発売。電子レンジ専用商品のジャンルとしての確立を目指している。
さらに今年3月、新たに発売されたのが、“米”を使った電子レンジ調理専用商品「日清GoFan(ゴーハン)」シリーズだ。
「電子レンジは、温めるだけでなく加熱調理もできる器具です。お湯をかけるだけではできないさまざまな表現ができるのです。 そんな電子レンジの特徴を商品に活かせないかということも、商品開発のテーマのひとつでした」と武田氏。
セット米飯など既存の電子レンジ商品を研究する中で、電子レンジ商品をするなら“米”をやりたいと強く思うようになったという。
その一方、今年1月、関東甲信越地区で先行発売された「カップヌードル ライト」で採用された新たな熱風乾燥技術にも着目した。
この技術は、麺を高温高速の熱風で瞬間に乾燥させるというもので、その技術を米に応用すると、おもしろい食感の米ができることが、開発の過程からわかってきた。“米”という素材と“熱風乾燥技術”という新技術が出会い、一つの商品として実を結んだ。それが「GoFan」の商品化を早めたと武田氏は言う
