home > 食品新製品トレンド記事:我が社の商品開発 > アルファー食品株式会社


食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

アルファー食品株式会社
「サラダ用ブラウンライス」

 独自の技術をもとに、加工米飯の製造・販売などを行うアルファー食品。健康志向の高まりによって、玄米に対する関心が集まる中、感度の高い女性を中心に人気を博している“グレインズサラダ”にぴったりのサラダ用玄米「サラダ用ブラウンライス」を今年4月に発売した。

1世帯当たりの年間消費金額でパンが米を上回るという状況が続く中、これまで日本にはなかった“お米の新しい食べ方”を提案することで、お米需要の底上げをねらっている。

本品開発の背景や商品づくりの狙いについて、コンシューマー事業本部部長の町田光司氏と同部マーケティング課係長の大出浩子氏に話をうかがった。

目次

  1. アルファ化したもち玄米に見出した大きな可能性
  2. 海外の食文化が開発のヒントに
  3. ブロガーのレシピ投稿によって女性層への認知拡大へ
  4. サラダ商材売場への進出をねらう

アルファ化したもち玄米に見出した大きな可能性

アルファー食品は、お米をよりおいしく、手軽に食べてもらうための商品づくりに取り組んできた国内有数の米加工品メーカー。

同社の強みは、炊いたり蒸したりしたご飯を急速乾燥し、ご飯の風味や食感をそのまま閉じ込めた「アルファ化米」を製造する独自の加工技術。こうした技術を駆使して、炊飯器で簡単に調理できる「赤飯」や、水かお湯を注ぐだけでご飯ができる「非常用備蓄米」など、短時間の簡単調理でご飯のおいしさを再現できる商品を次々と展開してきた。

昨今の健康志向の高まりから、玄米加工品の開発にも力を注ぎ、14年にもち米の玄米をアルファ化することで、玄米特有のパサパサ感やにおいを低減し、もちっとした食感が楽しめる「ぷちっともち玄米」を上市。この商品が今年4月に発売された「サラダ用ブラウンライス」の下地となっている。

「ぷちっともち玄米」の開発の経緯について、町田氏はこう語る。

「消費者が玄米をなかなか継続して食べられないという理由に、調理の大変さ、独特のにおい、ぼそぼそした食感の3つがあげられます。

そうした課題を解決しようと、アルファ化した玄米の商品開発を行う中で、うるち米の玄米よりも、もち米の玄米の方が、アルファ化した時に、玄米の外の部分がぷちっと、中の部分がもちっとした食感となり、においも気にならなかったのです。

“これはいける!”ということで、同商品の発売につながりました。またアルファ化されているので、洗米やつけ置きも不要。炊飯器に入れて炊くだけの手軽さも実現しました。

つまり玄米食のデメリットをアルファ化によって解消しているため、玄米食が苦手だった方にもお勧めできる商品ができました」



まずはログイン

会員は全情報がご覧になれます。

まだ会員になられていない方

新製品研究会 詳細はこちら


発売日カレンダー

<< 2017年5月 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31