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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

株式会社なとり
「おつまみチーズアソート」

イカや鱈といった水産物の加工製造からスタートし、1982年、和と洋の素材を組み合わせた商品第1号「チーズ鱈」を発売したなとり。以来「チーズ鱈」は、消費者の認知度も高い看板商品としてラインアップを広げている。

2010年には、「チーズ鱈」で常温チーズの製造技術を活かし、「おつまみチーズ」が発売された。常温でもなめらかな食感を保つ特許取得の技術をベースに、これまで3種のフレーバーを商品化してきた。

そんな同社の常温チーズ製品の中で、好調な売れ行きを見せているのが「おつまみチーズアソート」である。同社が拡大するチーズ市場をどう読み、本製品発売に至ったのか、常温チーズ開発の流れから紐解いていきたい。

目次

  1. ロングセラー「チーズ鱈」からチーズ単体でのニーズを予測
  2. おつまみだから味は濃厚に。アソート品はバランスも大事に
  3. テイスティングの意味合いでアソートならではのフレーバーを入れる
  4. 全世代を狙えるチーズ。新工場も稼働し、生産力アップ

ロングセラー「チーズ鱈」からチーズ単体でのニーズを予測

2017年6月にパッケージデザインを一新する「おつまみチーズアソート」は、なとりが他社の追随を許さずブラッシュアップしてきた常温チーズにおける、現時点での集大成と言える商品である。

冷蔵不要の常温チーズは、同社の看板商品「チーズ鱈」からスタートしている。それから30年以上、試行錯誤した技術を受け継ぎ、2010年3月、チーズに特化した商品「いつでも手軽に食べられるおつまみチーズ」が市場に初お披露目となった。

「おつまみ市場でのチーズの伸びを受け、常温チーズに大きな可能性があるのではないかと考えました。ただ、常温チーズは要冷蔵のチーズに比べると食感がボソボソする、時間とともに食感が劣化してしまうという難点があり、なめらかな食感をどう実現できるのかについて研究を重ねました」同社食品総合ラボラトリーの東雅幸氏は、開発の力点をそう語る。

開発には2年を要した。モニターテストでも「常温なのに、なめらかで柔らかい」と高評価を得られる食感を作り上げ、技術を確立。特許を取得した技術をバックボーンに、味の展開を図ってきた。



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