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食品新製品トレンド記事 この人とマーケティング


「ちょい食べ」シリーズ
江崎グリコ株式会社
マーケティング部 食品グループ
矢野達也氏

食卓の必需品となる、
生活シーンに根ざしたものに

国民食とまでいわれるカレー。カレーライスやカレーパン、カレーうどんにカレー鍋と日本人に幅広く愛されている。そのカレーに、また新たな市場ができている。それは、少量タイプで持ち運びができ、いつでもどこでも常温でカレーが楽しめる、というもの。

江崎グリコ(株)は、「ちょい食べ」シリーズを2008年2月首都圏で<カレー(中辛)><ハヤシ>を他社に先駆けて発売し、順次アイテムやエリアを広げ、2009年8月には、ラインナップを一部変更して<カレー(甘口)><カレー(中辛)><カレーLEE辛さ×10倍>を全国に向けて発売した。

同品が発売されるまでのいきさつや形状、こだわりのポイントなどについて、マーケティング部 食品グループ 矢野達也氏に聞いた。

目次

  1. 1.食シーンを創造する
  2. 2.幼児食の技術を使って
  3. 3.ネーミングは、モノ的ではなくコト的に
  4. 4.本品ならではの重点チャネル
  5. 5.リピート率が示す満足度

1.食シーンを創造する

― 開発のきっかけを教えてください。

矢野 企画をスタートさせた2007年のカレー市場はダウン傾向であり、どうしたら拡大できるのか、頭を悩ませていました。食品市場全体も、少子高齢化が進み、横ばいか低下傾向にあります。

この環境下でレトルトカレーを活性化させるには、新しい需要を創出するしかありません。今までにないシーンで食べていただくことがカギになります。

調べてみると、CVSや弁当チェーンではカレーメニューがあるものの、売れ筋ではありませんでした。国民食とまでいわれるカレーなのに、です。

また、時間帯を考えると、カレーを食べるメインは、家での昼か夜。とすると、私たちが提案できるのは、外でのお昼(=お弁当)と家での朝が伸びる可能性があると仮説を立てました。持ち運びに便利であり、加熱不要であれば、お弁当のお供などに使い勝手がいいのではないか。そのまま食べられて、かつおいしいものを作ればいけると、開発を進めていきました。



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