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食品新製品トレンド記事 この人とマーケティング


「今日のおかず レンジでつくる」
日本水産株式会社
商品開発部 冷凍食品開発課 竹田彩乃氏
家庭用食品部 冷凍食品課 増田智哉氏

“おいしい”はあたり前
尖った冷凍食品で売り場の魅力づくりを

ライフスタイルの多様化で食卓が変化し続けているなか、消費者の心理に配慮した優しい工夫が詰まった、食卓向け冷凍食品が登場した。

日本水産は19年春・夏の新商品のコンセプトとして、「尖りと差別化で、食シーンを豊かにする食卓応援団」を掲げた。なかでも存在感を放つのは、3月発売の「今日のおかず レンジでつくる <回鍋肉><青椒肉絲><麻婆茄子>」。“オールインワンだが野菜のトレイと具ソースのトレイ2段にに分かれている” “野菜の圧倒的なシャキシャキ感“という、二つの尖った特徴を持つ。

同品開発までの道のりや販促に関して、商品開発部 冷凍食品開発課 竹田彩乃氏ならびに、家庭用食品部 冷凍食品課 増田智哉氏に話を伺った。

目次

  1. 1.冷凍惣菜利用のイメージを変える新たな配慮
  2. 2.分かりづらさ回避のため試行錯誤を経たパッケージデザイン
  3. 3.幅広い層に支持される本格的な味わい
  4. 4.バイヤーが特徴を支持売り場の魅力づくりに繋がると評価

1.冷凍惣菜利用のイメージを変える新たな配慮

―シリーズ開発の経緯を教えてください

竹田 食の志向として、“簡便志向” が多くの方にあり、冷食でも最近は夕食向けの惣菜カテゴリーが伸びてきています。女性の社会進出・共働き世帯の増加により、「調理にあまり時間を取れない」「献立を考えるのも悩みの種」という声があることから、冷食で時短調理できるものを提案したいというのが、開発に至った経緯です。簡便志向は若い世代が高く、年代が上がるにつれ低くなっていることから、20~30代くらいの働く女性をターゲットに開発しました。

―レンジで“つくる”とした背景は?

増田

冷凍食品=手抜き、という消費者の心理は根強く、罪悪感を持たれがちです。そういった気持ちを少しでも軽減できたらと、敢えてあたためるではなく“つくる”という表現にしました。当初は野菜とソースがワントレイに入ったものでもよいという考えもありましたが、それではやはり新規性が感じられない。そこで、二つのトレイ に分けてた野菜と具ソースをレンジ前に合わせる工程にしました。これにより野菜のシャキシャキ感を残すこともできました。

作り方としては、凍ったままの具ソースを野菜のトレイにひっくり返してのせるというわずかなアクションです。このワンアクションを敢えて“つくる” と表現し、“ただ温めるだけ” の罪悪感を取り除き、“調理する”という特徴を出しました。



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