home > 食品新製品トレンド記事:我が社の商品開発 > ヤマモリ株式会社


食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

ヤマモリ株式会社
「釜めしの素」シリーズ

2019年は、ヤマモリにとって記念すべき年である。醤油醸造会社として創業して130周年の年であり、1969年に自社で開発したレトルト殺菌装置を活用し、「釜めしの素」を日本で初めて発売して50周年を迎える年だからだ。

時代の変化に合わせた商品やフレーバー展開が魅力で、ファミリー層やシニア層など、幅広い年代から支持を得ているヤマモリ。「釜めしの素」の元祖メーカーでありながら、新しいことへの挑戦を続けている。

お話を伺ったのは、営業本部 マーケティング部 家庭用マーケティンググループの主査である髙元悠氏。今回の50周年を記念して期間限定で発売された「地鶏ごぼう 釜めしの素」と、全面リニューアルした看板商品の「だし炊き」シリーズを中心に、商品へのこだわ りや、市場シェアで上位を保つ秘訣について聞いた。

目次

  1. 「釜めしの素」のパイオニア。レトルト殺菌装置も自社で開発
  2. 50周年を機に大きく変わる看板商品。「だし炊き」シリーズ
  3. こだわりの「特製だし」を別添、幅広い味のラインナップも魅力
  4. さまざまな世代の心をつかむシリーズ展開
  5. 主婦目線でトレンドをキャッチし、新しいことにも果敢に挑戦

「釜めしの素」のパイオニア。レトルト殺菌装置も自社で開発

ヤマモリは1889年、醤油醸造会社として創業。業務を拡大するため、醤油メーカーから、総合食品メーカーへの方向転換を決定したのが1969年のこと。当時の社長である三林忠衛氏は、防腐剤を使用せず、常温で保存でき、長期間おいしく食べられるレトルト食品に着目した。

「創業以来培ってきた、醤油やつゆ作りのノウハウを活かすことができる商品をつくろう」。そう考えた忠衛氏は、「釜めしの素」なら同社の強みを活かした画期的な商品開発を実現できると確信し、新生ヤマモリへの歩みを進めていった。

同社として初めての加工食品の開発となるため、まずは製造機の調達が必要だった。しかし、世間では前年にようやくレトルトカレーが発売されたばかり。レトルト食品自体が珍しく、製造機も世の中に出回っていなかった時代だった。

イチから機械の設計を考える必要があるため、どの機械メーカーに依頼しても「すぐには対応できない」といわれてしまう。

「それなら、自分でつくってしまおう」。もともとモノづくりが得意だった忠衛氏は、海外視察なども重ね、地元・三重県の鉄工所の協力を得ながら、見事にレトルト殺菌装置の製造に成功。ヤマモリは、総合食品メーカーへの方向転換を打ち出し、日本初の「釜めしの素」を発売した。

ちょうどこの頃、炊飯器が家庭に普及し始めたことも追い風になり、画期的な“時短調理品”として瞬く間に主婦層に広まった。

ヤマモリ商品情報ページはこちら



まずはログイン

会員は全情報がご覧になれます。

まだ会員になられていない方

新製品研究会 詳細はこちら


発売日カレンダー

<< 2019年10月 >>

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31