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食品新製品トレンド記事 この人とマーケティング


「明治ほほえみ らくらくミルク」
株式会社 明治 マーケティング本部
栄養マーケティング一部 乳幼児G長
田中伸一郎氏

災害時のママと赤ちゃんの安心のために
液体ミルクが担う大きな役目

19年3月下旬より、明治から乳児用液体ミルクが発売された。それまでの乳児用ミルクといえば粉やキューブタイプを調乳する必要があったのだが、「明治ほほえみ らくらくミルク」はそうした作業が不要。哺乳瓶に移し替えるだけですぐに飲ませることができるのだ。利便性に考慮した商品かと思いきや、実はそれだけではない。同社が特に視野に入れていたのは、災害備蓄用途としての活用だった。

開発に着手してから10年以上もの時間を経て、ついに上市された同品を、開発時から携わり現在はマーケティングを担う、マーケティング本部 栄養マーケティング一部 乳幼児G 長 田中伸一郎氏に、開発の経緯や同品の持つ意義などについて話を伺った。

目次

  1. 1.災害によって気付いた必要性
  2. 2.“赤ちゃんが飲むものだからこそ”のこだわり
  3. 3.必要性を再認識した被災者の声
  4. 4.どんな人にも理解しやすい商品に

1.災害によって気付いた必要性

―開発に至った経緯を教えてください

田中 日本国内において液体ミルクの必要性への機運が高まったのは、特に2011年の東日本大震災からです。液体ミルク自体は、その数十年も前から欧米諸国では取り扱いがあったのですが、日本では液体ミルクを製造・販売するための法整備がされていませんでした。

液体ミルクは粉タイプに比べて利便性が高い商品です。その便利さゆえに日本の母親の育児負担の軽減につながるかもしれないとの考えから研究開発を継続して行ってきました。しかし、日本においては災害時の乳児の栄養供給が緊急性の高い社会課題になっている現状を鑑みて、まずは災害備蓄用途としての適性を持った液体ミルクの上市に優先的に取り組みました。

 


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