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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

株式会社マルハニチロ食品
マルハニチロ エコパケ チーズinかまぼこ

これまで常温で日持ちする“チーズ入りかまぼこ”の密封性の維持には金属クリップが不可欠だった。

株式会社マルハニチロ食品では、この金属クリップを使わずに(クリップレス)で密封する新包装の実用化に成功。同包装を“エコパケ”と名付け、11月からCVS向けに「マルハニチロ エコパケ チーズinかまぼこ」(18g×3本入/ 138円税込)を新発売した。

エコパケ”の特徴は手で簡単に開封できること。さらにクリップレスなのでゴミの分別も不要で、塩素を含まないナイロンフィルムを用いたことでより環境にやさしい製品とした。同品は、“チーズ入りかまぼこ”の味を保ちつつも、スナック感覚のお洒落なパッケージを用いることで従来のイメージを一新。「より幅広い世代の消費者に“チーズ入りかまぼこ”を食べてもらいたい」と新たな市場拡大に期待をかける。

同社市販用食品第二部ハムソーセージ課・課長代理の小島美子氏に話を伺った。

目次

  1. 意外に女性も購入していた“チーズ入りかまぼこ”
  2. 女性たちがCVSで買わない理由とは
  3. 女性の心理を反映したスナック菓子感覚のパッケージに
  4. 将来的には他商品での“エコパケ”採用も視野に

1.意外に女性も購入していた“チーズ入りかまぼこ”

“エコパケ”開発のスタートは2007年のことだった。

「当初は、パッケージの見直しということではなく、“チーズ入りかまぼこ”は一体誰が食べているのだろう? という素朴な疑問を調べることから始まりました」と小島氏は当時を振り返る。

まずは、インターネットによる消費者アンケート調査を実施。そこで意外な結果がでてきたのである。

「“チーズ入りかまぼこ”といえば、酒のつまみやちょっと古臭いイメージがあるので、断然、男性の購入者が多いと思っていました。しかし、調べてみると、年代にはバラつきがあったものの、“チーズ入りかまぼこ”を購買層の男女比はほぼ同じという結果が表れたのです」(小島氏)

この結果を踏まえ、次に『“チーズ入りかまぼこ”の購入先はどこか』を尋ねてみることにした。

男性の多くは『SM、CVSどちらでも、“チーズ入りかまぼこ”を売っている店ならどこでも購入する』という、想定内の回答であった。

しかし、女性からは『SMでは購入するけれども、CVSでは買わない』という、意外というか、とても興味深い回答が返ってきたのだ。

従来の金属クリップ型の「チーズかまぼこ」

この女性たちの『CVSでは“チーズ入りかまぼこ”を購入しない』という結果に興味を持った小島氏は、さらに詳細を追求するためにグループインタビューを実施し、謎を解き明かすこととした。

市販用食品第二部 ハムソーセージ課
課長代理 小島美子氏


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