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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

アイリスフーズ株式会社
「スパイス香る欧風ビーフカレー」
「すぐおいしい味噌汁」
「フリーズドライ雑炊」

家具や家電、昨今話題となっている使い捨てマスクの製造など、幅広い事業展開を続けるアイリスオーヤマ。生活用品のイメージが強い同社だが、食品事業においても大きな成長を遂げている。

同社は、2011年に発生した東日本大震災を受け、復興支援の一環として新たにコメ事業に参入。2013年には、アイリスフーズを設立した。以降アイリスフーズは、精米や包装米飯、包装餅といったコメ関連の商品ラインナップを着実に広げ、“アイリス”の食品事業を支えてきた。(介護用包装米飯は、アイリスオーヤマ・ヘルスケア事業部扱い)

今回は、同社のコメ事業にかける想いやこだわり、アイリスグループの強みを活かした独特な販路展開、今年2月に発売したレトルトカレーや、フリーズドライの味噌汁・雑炊といった新たな商品の開発経緯などについて、アイリスオーヤマ・広報室・サブリーダーの松下沙樹氏に話を伺った。

目次

  1. おいしさと鮮度を追求するアイリスグループのお米へのこだわり
  2. アイリスグループの技術を活かし拡大を続ける包装米飯
  3. ホームセンターの売場展開はインパクト重視の“アイリスの米蔵”
  4. “米蔵”をもっと盛り上げる新たな“お米に合う”新製品開発
  5. 200億円の実績を目指し挑戦を続けるアイリスの20年

おいしさと鮮度を追求するアイリスグループのお米へのこだわり

東日本大震災復興支援の一環として始動した、アイリスグループのコメ事業。“おいしいお米を届けたい”との思いから、コメ製品の製造販売には、おいしさと鮮度を追求した、アイリスグループならではのこだわりがあるという。

それは、独自の精米技術として確立した「低温製法」の導入だ。「低温製法」とは、玄米の保管・精米・包装といった一連の工程を、すべて15℃以下に保たれた工場で行うという製法のこと。米は、高温になるとデンプンやタンパク質などの成分が酸化し、味が落ちる。

そこで同社は、徹底した工場の温度管理を実施。こうして精米された米は、おいしさと鮮度を保たれた「アイリスの低温製法米」として、高い付加価値を誇っている。

包装形態についても、消費者ニーズを的確に捉えた同社ならではの工夫がみられる。5kgや10kg入りが中心の精米売り場だが、同社は2合や3合といった使いきりタイプの小袋包装商品を数多く展開。

また、脱酸素剤と窒素入りの高気密パックに小分けにすることで、米飯のおいしさや鮮度もより長く保つこともできる。また簡便性もあって単身世帯や高齢者を中心に、着実に売り上げを伸ばしているという。

こうした、決して妥協のない味の追求と、消費者のニーズに即した商品展開は、同社の製品が愛される理由のひとつといえるだろう。



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