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「日清 カップでつくる」シリーズ
日清フーズ株式会社
プロダクトマネジメント統括部第一部
ディレクショングループ 冨井貴弘氏
同部 開発グループ 主任研究員 衛藤馨子氏

調理における簡便さを追求した
カップに入ったお好み焼セット誕生

お好み焼やチヂミなど、粉ものを調理する際に必ず使う調理器具のひとつといえば、「ボウル」だろう。ミックス粉を水や具材と混ぜ合わせるために用意する人は多いと思うのだが、しかし、水と合わさった小麦粉がボウルに引っ付いたときの洗いにくさは、他に例えようもない。こうしたストレス軽減だけでなく喫食シーンの創出、さらに手薄なターゲット層を強化するために9月1日に誕生したのが「日清 カップでつくる」シリーズだ。

同品はミックス粉とトッピングなどがセットになって特製のカップにはいっており、水と具材(卵や野菜など)さえ用意すればカップの中で混ぜるだけで生地が完成する。一見、ラーメンカップのようにも見える本品だが、実は入念に設計された、大変優れたカップであることもわかった。

そこで今回は、同品の開発に至った経緯から販促・課題について、プロダクトマネジメント統括部第一部 ディレクショングループ 兼 CRM推進部デジタルマーケティング室 冨井貴弘氏、同部 開発グループ 主任研究員 衛藤馨子氏に話を伺った。

目次

  1. 1.とことん簡便を追求したアイテム
  2. 2.喫食シーンも考慮した専用のミックス粉
  3. 3.混ぜれば納得の専用カップ
  4. 4.SNSによる販促で若年層への訴求にも注力

1.とことん簡便を追求したアイテム

―既に単体のお好み焼粉やセット(カップなし)を扱っていますが、新たに投入した理由は何でしょうか

冨井 お好み焼・チヂミを家庭でもっと気軽に調理いただき、喫食頻度を高めたいと考え、約1年前に開発に着手しました。昨今のトレンドから、時短・簡便は外せないキーワードですので、それを意識した商品として、セットタイプで提案する方針はすぐに決まりました。さらにそこから一歩前進させた商品をご提案することが喫食シーンの創出につながると考え、容器の面からフォローすることでより簡便ニーズにお応えしようと考えました。

また、お好み焼・チヂミのセット商品は既に販売してはいましたが、調理の際にボウルに生地がくっついてしまうことを敬遠される声もあり、こうした声にもお応えしつつ新規性を有するためにも、カップ形状は必須だったのです。

 


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