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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

株式会社モントワール
「味わいロカボ 厚切りカットバウムクーヘン」
「ロカボなドーナツ」

新型コロナウイルスによる意識の変化により、どんどんと高まる消費者の健康意識。それに伴い、近年、注目を集めているのが“ロカボ”商品だ。“ロカボ”とは一般社団法人 食・楽・健康協会が推奨する、適正糖質量を守った食生活のことであり、同協会が認めた糖質オフ商品は「ロカボマーク」の付いた“ロカボ”商品となる。

この秋、“ロカボ”商品のラインアップに加わったのが、モントワールが発売する「味わいロカボ 厚切りカットバウムクーヘン」「ロカボなドーナツ<鉄分>」等。卸流通企業に属する同社は輸入菓子の販売を主としていたものの、近年、健康志向の菓子作りに舵を切り、既に数多くの“ロカボ”商品を生み出している。

健康志向の菓子作りにシフトした背景や卸流通企業がオリジナル商品を開発する苦悩などについて、代表取締役社長兼マーケティング企画部長・山中健司氏とマーケティング企画部 新規テーマ開発課リーダー・松下朋恵氏に話を伺った。

目次

  1. オリジナル商品を手掛ける難しさとこだわり
  2. 健康的側面をアピールしすぎず“健康”=“味への疑問”を払拭
  3. 企画力で消費者にリーチ、狙う分野を考慮して参入
  4. 卸ならではの配荷力を活かし、オリジナル商品の棚を拡大
  5. 企画開発のやりがいが、商品の成長を後押し

オリジナル商品を手掛ける難しさとこだわり

菓子専業卸・山星屋の関連企業として、「マクビティ」や「ボノボン」といった輸入菓子販売に強いモントワール。近年は事業の新たな“柱”を立てるべく、オリジナル商品の企画・開発に力を入れ始めているのだという。

卸流通企業がオリジナル商品を手掛ける難しさとこだわりについて、山中氏は次のように語った。

「当社のような企業がオリジナル商品を作る場合、OEM事業になることが多いため、製造利益が見込めません。また、マーケティングやプロモーションにかけられるコストも限られているので、いかに消費者のニーズに沿った菓子を生み出し、商品自体の魅力で勝負できるかが重要だと考えています」(山中氏)

卸流通企業の弱点を補うべく、企画力に重きを置く同社。常に企画の軸となっているのは、“既に多くの人に親しまれている菓子に、新しいコンセプトを加える”という考えであった。

「当社のオリジナル商品は、他にはないコンセプトを加えることで他社との差別化を図る狙いがあります。そして、そのコンセプトの一つこそが、近年力を入れている“健康”です。普遍性のあるテーマのため、より多くの方に支持してもらえるのではと考えています」(山中氏)



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