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食品新製品トレンド記事 この人とマーケティング


「マルちゃん 四季物語」シリーズ
東洋水産株式会社
即席麺本部 商品開発部
部長 中山清志氏

カップ麺でも日本の美しさを
しっかりと味わってほしい

“日本は四季の国なのに、カップ麺は一年中同じ味でした。”をキャッチコピーに、東洋水産株式会社は、10年3月29日に春夏秋冬の季節ごとに新発売するカップ入り即席麺「マルちゃん 四季物語」シリーズを発売した。うどん・ラーメン・焼そばという3つのカテゴリーにまたがって、同一ブランドで共通素材を使用するという今までにない商品展開をしている。

風呂敷で包んだようなインパクトのあるパッケージは、売場での存在感を放つ。春には、「マルちゃん 四季物語 春のときめき<うどん><らーめん><塩焼そば>」を発売。桜色の風呂敷で包まれたようなパッケージに、桜エビをポイント具材にして春を演出した。続いて、5月24日に青唐辛子粉を使った「四季物語 夏のときめき~」を出し、8月23日には北海道産秋鮭が入った「四季物語 秋のときめき~」を上市する。

同品が発売されるまでのいきさつや味作り、こだわりのポイントなどについて、即席麺本部商品開発部 部長 中山清志氏、同部 商品開発1課 間瀬公美子氏に聞いた。

目次

  1. 1.日本の四季を表現する
  2. 2.多数決はしない
  3. 3.次の季節への期待感を高める仕掛け
  4. 4.出来るもので作らない。作りたいモノで作り込んでいく
  5. 5.季節感がある華やかな売場に

1.楽しいブランドを構築したい!

― 開発の背景ときっかけを教えてください。

中山 即席麺でありながら“日本の四季を感じるカップ麺を”という目的で開発をしました。

なぜなら、今までにない“価値”を消費者に提供をしたかったからです。

長引く景気の低迷によって消費者が不安感を抱える中、私たちはNBメーカーとして、お客さまの食に対する満足感をいかに創出するか、求めているのは何か、即席麺に足りなかったものは何か、新しい価値とは何かを考えました。

アンケート調査をしながら多面的に消費者の価値観について探っていくと、季節感を大切にしている方が8割もいらっしゃることがわかりました。春になれば、春を感じる場所に出かけて行ったり、旬のものを食べたりして体感しています。

今までも、期間限定や季節限定商品などはありましたが、フレーバーの横展開にすぎません。季節を大切にして、うどん、ラーメン、焼そばを横断的に提案したら、売場に統一感が出るのではないかと。当社としても力の入ったインパクトのある商品にしたかったので、専門チームを組みました。



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