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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

サッポロファインフーズ株式会社
ポテかるっ シリーズ

サッポロホールディングスを持株会社とするサッポログループが、食品業界に新風を吹き込むべく、サッポロファインフーズ(株)を設立した。企業理念として、『新たな価値を提供すること』『食生活を豊かで楽しいものにすること』『安心・安全を重視した、自然な食生活を実現すること』の3つを掲げている。

同社が全力をあげて取り組む「ポテかるっ」では、『健康価値』に寄り添いながらも、ポテトチップスの『本質的価値』であるおいしさや食べる際の楽しさを重視。それを、商品自体はもちろん、パッケージやコミュニケーションに対しても反映させた。

油分を72%カットし、1袋138kcalに抑えてなおかつ原料のおいしさを最大限引き出した「ポテかるっ」は、ポテトチップスへの固定観念を打破するような、まったく新しいスナック菓子だ。

原料や製法へのこだわり、ターゲットやコンセプトの設定、広告コミュニケーション手法.これらについて、同社で幅広い分野を手がける、マーケティング部マネージャー 矢ヶ崎宏氏に伺った。

目次

  1. 「ノンフライ製法」で新規参入
  2. 138kcalで「健康志向」もお腹も満足
  3. 原料へのこだわりでおいしさも追求
  4. 20~40代女性を中心に上々の滑り出し

1.「ノンフライ製法」で新規参入

サッポログループの飲料事業を担うサッポロ飲料(株)は、06年より大分県に本社をもつユニバースフーズ(株)の扱う「焼きじゃが」というスナックの販売をサポートしていた。

大分のユニバースフーズ(株)は油で揚げないノンフライ製法の特許を取得している。ダイス状にカットした乾燥ポテトを高温高圧でプレスし、水分を爆発させてチップス状にするという製法だ。これは専門的に“膨化”と呼ばれ、その後、遠赤外線でじっくり焼き上げることで、ポテトの風味を生かしたままサクッとした食感をつくりだす。

このノンフライ製法に将来性を見いだし、07年10月、長期的な経営方針として「サッポログループ新経営構想」を策定。食品分野に進出し、次代の成長を支える新規事業の創出を図る。08年3月、サッポロファインフーズ(株)が設立され、ユニバースフーズ(株)のポテトチップスノンフライ製法使用契約を締結した。09年度2億円を達成、本格始動した今年度は16億円を見込んでおり、13年度には30億円の売り上げと累計営業黒字を目指す。



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