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食品新製品トレンド記事 この人とマーケティング


「キユーピー 具のソース」シリーズ
キユーピー株式会社
商品開発本部 フードサービス開発部
戦略チーム 渡辺智子氏

食卓に”ごちそう”を増やし、
作る方も食べる方も喜んでほしいですね。

“具材量がたっぷりの45%以上というボリュームあるソースが発売され、好調な売行きを示している。キユーピー株式会社は、数年の開発期間を経て、10年2月19日に具だくさんなソース「キユーピー 具のソース<卵と野菜のタルタルソース><大根おろしポン酢風味><野菜と胡麻の韓国風ピリ辛ソース>」を上市。コンセプトは、「いつものおかずがかけるだけで“ごちそう”になる」。

8月20日からは、新アイテム<うまみ肉味噌風>を追加。発売前から流通・小売店に高い評価を得ている。

本シリーズの特徴は、具の多さや、食感や風味の良さ、汎用性の高さなどがあり、これらを活かして、ソース4種類で合計200種類以上のレシピを提案。さらにツイッターやブログでも消費者のアイデアレシピが増えているという。

同品が発売されるまでのいきさつや味作り、マーケティング戦略などについて、商品開発本部 フードサービス開発部 戦略チーム 渡辺智子氏に聞いた。

目次

  1. 1.肉味噌はあきらめられなかった
  2. 2.味だけでなく心理的作用も考えて
  3. 3.主婦のもつニーズ3つのLess
  4. 4.家庭用と業務用の両方から
  5. 5.“ぶっきらぼう?”と悩んだ一行レシピが好評

1.肉味噌はあきらめられなかった

― 8月20日に<うまみ肉味噌風>を追加発売しますね。

渡辺 発売までやっとこぎつけました。

本当は、今年2月の「キユーピー 具のソース」発売時から出したかったものの、ハードルが高すぎて春には間に合いませんでした。研究所からは「肉味噌は難しすぎる」と言われながらも、「発売したい」と言い続けた商品です。時間はかかりましたが、開発スタッフ全員で問題を1つずつ解決していった結果、春の発売時よりコンセプトが進化した“そのまま食べてもおかずになる食べるソース”として、発売することができました。

特に難しかったのは、次の2点です。

  1. 具材をボトルに充填する方法
  2. 味と品質のバランス

<うまみ肉味噌風>は、当社のボトル充填技術を駆使しつつも、より高める必要がありました。すでに「パン工房」シリーズで具材を充填する技術は確立されていましたが、それ以上の具材をどう充填するか、研究所も工場もあきらめずに考え抜き、技術が一層進化。完成してホッとしています。

味わいに関しては、甘くすると賞味期限を確保しやすいのですが、目指しているのは甘すぎない肉味噌。理想の味と微生物制御や品質を保つバランスを探るために、試作を何度も何度も繰り返し、今の味にたどりつきました。



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