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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

株式会社ミカド珈琲商会
「有機栽培珈琲 メキシコ&コロンビア」

メキシカンハットをかぶったおじさんマークでお馴染みの、ミカドコーヒー。

この老舗コーヒーブランドの豆に対する長年のこだわりが結晶し、近年はより手軽に味わえるようにと、市販向け商品としてワンパックタイプを発売。

今回は、そのワンパックに「有機栽培珈琲 <メキシコ><コロンビア>」を追加発売。安全で高品質、かつ貴重なおいしさが特徴だ。

ミカドコーヒーでは、商品開発や企画担当者はもちろん、焙煎工場、営業、直営喫茶部門、経理担当者を含めたほぼ全社員がコーヒーインストラクター等の資格を有する。会社に関わる全ての人員が、おいしい飲み方や保存法を伝えていく−これが社命とされているのだ。

そこで、企画・広報主任でJCQA認定コーヒーインストラクター2級の綱島美和氏に、同社の歴史から、開発秘話、こだわりのポイント、CSR(※)などについて語っていただいた。 ※ 企業の社会的責任

目次

  1. 「日本人のためのコーヒー」生みの親
  2. オーガニックの豆にこだわったワンパックコーヒー
  3. 豆の産地はメキシコとコロンビア
  4. 世界の労働現場と環境に寄与するCSR活動

1.「日本人のためのコーヒー」生みの親

ミカドコーヒーの創業の地は、東京・日本橋。創業者金坂景助氏は、「日本でも諸外国並みにコーヒーを気軽に飲める時代がくる」と予測していた。そして、当時としては1カップ60円と高級品だったコーヒーだが、「日本人が手がけ、日本人が焼く、日本人が飲むためのコーヒー」を志向し、立ち飲み30円で庶民に広めたのだった。

その頃の常連客には別荘を所有する人々もおり、顧客の声に押されて1952年に軽井沢にも出店。そこで当時にはあまり認知のなかった「コーヒーゼリー」(1963年)や「モカソフトクリーム」(1969年)などの大ヒット商品を生み出した。

コーヒーは同社の先読みどおり、日本にも広く普及し、家庭でもレギュラーコーヒーやインスタントコーヒーを気軽に楽しめるようになった。

綱島氏が入社したのは2004年で、現在、エンドユーザー向けの企画に加え、広報も担当している。ミカドコーヒーの商品開発チームは、業務用とエンドユーザー向けのチームに分かれており、通常、工場・企画・営業・直営店の各担当者が各部署から意見を吸い上げてまとめていくシステムとなっている。

同社のファンは若干年齢層高めだが、綱島氏が入社以来、課題にしているのは「20代やファミリー層の小さな子どもにも、おいしいコーヒーを楽しんでもらうこと」。そのため、粉骨砕身の毎日だ。

モカソフトクリーム


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