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食品新製品トレンド記事 この人とマーケティング


ふうふうシチュー
ハウス食品株式会社
マーケティング本部 調味食品部 
開発マネージャー 
福森直仁氏

大切なのはネーミング!
心に届いたアツアツのおいしさ

10年8月、同社から8年ぶりに新ブランドのシチューが発売された。既存ルウシチュー市場の伸び悩みの原因とされる、20~30代主婦層の購入減少傾向に歯止めをかけるべく開発されたのが「ふうふうシチュー」。

子どもの好む味であると同時に、親が安心して子どもに提供できる商品として味覚を重視し開発された同品だが、それ以上に、消費者の心に響くネーミングへのこだわりは、計り知れないものがあった。

10年度第29回食品優秀ヒット賞に輝いた同品。開発までの経緯や特徴、戦略について、マーケティング本部 調味食品部 開発マネージャー 福森直仁氏に話を伺った。

目次

  1. 1.市場活性化を目指して
  2. 2.コンセプトは“手作り感”
  3. 3.“いつものシチュー”であるために
  4. 4.成否をわけるキーワード
  5. 5.支持を受けヒットへ

1.市場活性化を目指して

― 開発経緯を教えて下さい

福森 開発するにあたり、ルウシチューマーケット状況を調べました。

まず、市場規模については、マーケットトータルではほぼ横ばいで推移しており、中でもクリームシチューは、近年の野菜摂取メニューとしての意識が高まったこともあり伸張していました。

続いて購入世帯率でみても、10年前とほぼ同水準で推移していました。しかし一方で、“20~30代の主婦層”の購入割合が減少傾向にあることもわかったのです。

この世帯層は小さなお子さまが多く、ルウタイプのシチューを初めて使い出す層とされています。そのため、同世帯層の取込み強化は必須であり、今後のシチューマーケットを活性化する上で重要だと考えました。

次に、同世帯層のメニューを決める際の重視事項を調べたところ、“簡単”“節約”“健康”は基本要素として必須のニーズですが、さらに、“子どもの好み”を重視する傾向にあることもわかりました。

買い物の特徴から見ても、お買い得品や節約できる商材を取り入れつつ、子どもの好みを大切にしているようです。

こうしたことから、20~30代の主婦世帯に向けたシチュー=子どもの喜ぶシチューを提案するに至りました。



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