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食品新製品トレンド記事 我が社の商品開発


「わが社の商品開発」は、各食品メーカーの新製品開発経緯について、まとめたものである。 過去1年程の間に発売された商品やシリーズ(業務用を除く)の中で、特に注力している商品について市場背景、 販促活動、配荷状況、今後の方向性等詳しく話を聞いた。

株式会社紀文食品
2011 春の新製品「サラダにプラス」「ライスバー」「バジル入りチーちく」

『紀文』の愛称でお馴染みの株式会社紀文食品は、魚肉の練り製品を中心としながら幅広く事業を展開する食品メーカーだ。創業から70年以上もの間、人々の食と深くかかわりながら、練り製品を通してさまざまな食の形を提案し続けてきた。

そんな同社の大きな課題は、“時代ごとの多様なニーズに対応していくこと”。長きに渡り愛され続けている定番商品に加え、食に対する人々の想像力を駆り立てるような斬新でユニークな商品を生み出し、商品全体の活性化を目指したいとしている。

そこで、今年春の新商品のなかでもひときわ注目度の高い商品を参考に、近年の新たな食のシーンに対する同社のアプローチを紹介する。

目次

  1. サラダと食べる練り製品「サラダにプラス」シリーズ
  2. 栄養価値と適度な満足感が嬉しい 手軽に食べれる「ライスバー」
  3. ロングセラーに新ラインアップ 風味豊かな「バジル入りチーちく」

1.サラダと食べる練り製品「サラダにプラス」シリーズ

ここ数年で、食習慣による健康維持がいっそう重要視されるようになった。その効果もあってか、ひ と昔前はサイドメニューとして小鉢に盛られ食卓に並べられることが多かったサラダも、最近では“お かずサラダ”と呼べるほどボリュームのあるものが好まれる傾向にある。“おかずサラダ”は食卓への 出現頻度も高くなってきている。

このような新しいスタイルに合わせて楽しめるのが『サラダにプラス』シリーズだ。

同社広報室の松嶋靖浩氏は、「サラダの具材は肉類というイメージがあるかもしれませんが、意外に 魚肉ともマッチするのです。

しかも、練り製品は野菜との相性も良く、サラダとして提案できるニュータイプの練り製品を実現し ました」と、商品誕生のきっかけについて語る。

企画当初は、練り製品の特性である高タンパク質を前面に押し出した商品像を検討していたが、幅広 い世代で“おかずサラダ”が受け入れられていることから、“サラダのトッピングとして注目される練 り製品”に軌道修正したという。

好まれる味覚、食感、風味や彩などについて入念なリサーチをしながら、同社の従来の商品を参考に 改良を試みたという。

こうして、それぞれにユニークな特徴を持たせながら生み出したのが「とろかま しそ風味」「はんぺ んコロン」「かまキューブ 明太マヨポテト」3種類。そして、この中で最も開発に苦労した商品は「は んぺんコロン」だったという。

一般的に、はんぺんはドレッシングを吸収しにくい。そこで、サラダの具材にふさわしくドレッシン グの吸収率をあげるため、さまざまな工夫が凝らされたのだ。

松嶋氏は「新しいトッピングのひとつとして、これらの商品を楽しんで頂きたいですね。今後、メニ ューの提案などもしながら商品の認知度を上げていきたいと考えています」と述べる。



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